カテゴリー「日本」の90件の記事

2020年6月 6日 (土)

金延幸子 / み空 (1972)

Photo_20200606205001私の1曲:⑤「空はふきげん」

◆今年は毎月1回は記事を書こうと思っていたのですが、先週末は忙しく、書けませんでした。先週今週と欠品対応があり、今日は休売になってしまったから凪なのです。この会社では年に1回以上はある事で、私はこの事を含めてココに勤めており、若い人は可哀相とも思うけれどもはや率先して改善する気概も無いので、私が可哀相と言ってはいけません。自分は粛々と頑張るだけです。

◆コロナの商談無しから、先月末から少しずつ動けるようになり社用車のCDも変わりました。金延幸子の『み空』、何度も再発されている邦楽史に残る名盤なのですが、私が買ったのは日の浅い3年前。紙ジャケの中古が安く買えてラッキーでした。

◆“日本の女性シンガーソングライターの草分け”は正にその通り。荒井由実より前です。バックは細野晴臣、中川イサト、林立夫、鈴木茂、吉野金次。全体のアレンジは本人と細野晴臣です。

オープニングで表題曲に相応しい①「み空」での、伸びやかで透明感のある歌声と不穏な浮遊感。コンガやマリンバのフォークとは異なる乾いた空気。はっぴいえんど や南正人、JoniMitchell、NeilYoungを自由に渡ってみせます。シングルはキャッチーなカントリーロック(④)。

当時のカッコいい(=今もカッコいい)を詰め込んだ愉しさ、心地良いサウンド、そして何よりも彼女のどこまでも伸びてゆく、声の清々しい存在感が最大の魅力。初夏、梅雨入り前の今こそ気持ち良い作品です。

♪なのです、の⑤「空はふきげん」は唯一他人の曲(大瀧詠一)ですが、それも大好きです。

https://www.youtube.com/watch?v=SNK1MGlefjE

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2020年4月 8日 (水)

D.W.ニコルズ / 春風 (2010)

Photo_20200408210601◆今日午前のNHK第一でこの曲がかかりました。東北に来て5年、いつでもどこでも聴けるNHK第一を聴く機会が増え8:30からの「すっぴん!」が大好きだったのですが、春から新番組が始まりました。どうしてこの曲がかかるのか、3日にC.W.二コルさんが亡くなったからなのか、でも特にその事には触れず。

◆少しくぐもった、引っ掛かった声は草野マサムネのようで、曲の感じがフジファブリックの「若者のすべて」のようで、走り抜ける柴田町船岡は桜の名所で、でも今年の4月はコロナウイルスで大変な4月になって、日々外勤活動が狭まる中、もし感染したらきっと責められるであろう棚替えツアーも最終日。♪「先生が言えることは ありがとう ただそれだけ。」 こども達は休校で、始業式で、翌日からまた休校で。泣いてしまいました。こどももいないのに、思い入れも思いやりも無いのに。さくらと重なってしまいました。

◆D.W. は わたなべだいすけ さんのイニシャル、C.W.二コルさん公認だそうです。バンドは4月に活動再開したばかりで、ラジオでかかって当然、そして良い曲。ラブレターにありがとうでうまくいったらいいなって、うまくいかなくてもいいのか。この春10数年ぶりで大学の部活の同期で会おうってなって、コロナで止めて。10数年ぶりの話がよく今年の春に出たなって。もう大人になって久しく、いろんなこと忘れるのかもしれないけど、春風は歌うから。

https://www.youtube.com/watch?v=s0bkgsnWDF4

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2020年3月 7日 (土)

井上陽水 / スニーカーダンサー (1979)

Photo_20200307110201 私の1曲:①「表題曲」

◆10年後この記事を読んでどうなってるか分かりませんが、今世界は新型コロナウィルスという驚異にさらされています。感染しても80%は無症状か軽傷、重症化するのは少数で体力の低い高齢者、でも無症状で自分が感染しているか分からない若者が外出して、高齢者が感染してしまう、というものです。マスクが無くなり、なぜかトイレットペーパーが無くなり、学校が休校になりこどもの食事用に冷凍食品やロングライフ、スーパーが売れまくっています。ウチの会社も公共交通機関の利用がほぼNGで、雪予報の青森県を社用車で出張しています。3日間でキモは木曜日、弘前で商談が終わり宿泊は山越えを避け青森市の予定でしたが、天気が持ちそうなので盛岡に替えました。それでも岩手県に入って雪が降りだしホワイトアウトになったら怖い。自分を元気づけなくちゃ、『スニーカーダンサー』を選びました。

◆とにかく軽い『スニーカーダンサー』。軽快なイントロと軽快なギター(高中正義)と軽快な手拍子の①。②はルンバ?、③はカリプソ、⑥は演歌! 歌詞は意味があるのか無いのか、語呂の良さと語感の良さ、③は実在しないというのだから、その節操の無さ・限界の無さに呆れるというか驚きます。この数年前は大真面目な感じだと思ってたのに。でもデビューはアンドレカンドレの「カンドレマンドレ」だし。以後、ふざけたように笑っていて名曲を書き続けている。本作は、現在に続くそんな印象の出発点の頃だったのではと思います。

◆東北道は滝沢まで降りてきて、無事に雪を乗り越えました。来週になって再来週になって、コロナウィルスも乗り越えていて欲しい。陽水がニヤリと笑って。'84年中2の私、音楽は日々中庸な幸せの後ろで鳴っていて欲しいのです。

https://www.youtube.com/watch?v=n_diUMHv6lY

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2019年9月29日 (日)

荒井由実 / 14番目の月 (1976)

Toct10714_iuu_extralarge_jpg 私の1曲:①「さざ波」

◆これを実は10月に書いているのですが、今年9月に一番聴いたのがコレでした。どれだけ後追いになっても、取り上げないわけにいかないクオリティ。もう仙台はとっくに暑くなくなって、このCD入れっぱなしでよく嫁を泉中央駅に迎えに行ってた気がします。

◆①「さざ波」の粒立ちの良さと完成度の高さ。もう古さはありません。本作から松任谷正隆さんがプロデュースしているんだそうです。②表題曲も同様。④「朝陽の中で微笑んで」はユーミン、ノンヴィブラート唱法の極致。そして⑤「中央フリーウェイ」。

B面は一聴地味で、とても美しい。⑥「何もなかったように」。完璧で、可愛らしいポップスの⑦「天気雨」、はしゃいでいて眩しい⑧「避暑地の出来事」をアクセントに、これも完璧なスタンダード「グッド・ラック・アンド・グッド・バイ」。

◆9月は、出張は弘前、八戸、いわき、恵比寿。仕事で大きなミスもやって、いろいろありました。ひと月経ってユーミンを聴き返すと洒落ていて、サラッと通り過ぎる。大抵のことはサラッと通り過ぎていきます。

https://www.youtube.com/watch?v=2qjdm7wgNNg

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2018年5月 2日 (水)

UNICORN / PANIC ATTACK (1988)

Panic_attack私の1曲:⑤「Finally」

◆ユニコーンというと自由、それは『服部』から。定説ですが、音楽的な充実は『服部』の前の本作から。これも定説かもしれません。

◆1stの向井美音里が脱退し阿部Beeがレコーディングに参加(のちに正式メンバー)、彼抜きの4人のジャケットはビジュアルこそバンドブームを抜けていないものの音楽は1stから大きく抜きん出た姿を見せます。

1「I'mA LOSER」 ♪届ーかない身動きもできない

2「HEY MAN!」 ♪ないないないない そりゃないないないない

3「SUGAR BOY」 ♪暗い並木道 スポットライト照らした 二人きりのステージのように

4「抱けないあの娘」 ♪3分待ってくれ あの娘がいいな この娘もいいな

5「FINALLY」 ♪細い指先が 描いた文字のすきまから

6「シンデレラアカデミー」 EBIの♪シンデレラとランチタイムさ

7「サービス」 ♪頭の奥まで 感じない 感じない

8「ペケペケ」 えび天で使われてた♪女の、子は 嫌いではないのだ

9「SHE SAID」 ♪She said,''so long'' 強がりは 濡れたまつ毛で

10「眠る」 ♪ねむれ ねむれ ねむれ

11「ツイストで目を覚せ」 ♪もちろん頭はズキズキ 眩しすぎるよ でかい窓

◆さわりで分かる全11曲、社用車で出張ならちょっと懐かしいCDが嬉しい、でも今も全編聴ける作品は少ない。コレはそんな心配は無用、商談前、長時間移動、気分が上がります。

https://www.youtube.com/watch?v=UYSqG_a5IdA

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2017年7月29日 (土)

misato / 夏が来た! (1991)

Photo◆今週も忙しく働いて、火曜は商談のあと秋田へ、水曜は商談のあとすぐ仙台に戻ってお店廻りのかたとの会議、木曜は商談準備、金曜は八戸に商談、青森に横移動して日帰り。毎年プレゼンの時期は仕様がありません。

◆火曜日は近所で商談のあと、準備がやっと整って16時出発で秋田へ。AMを聴いていたら渡辺美里さんの新曲「ボクはここに」がかかって、なんか歌って行きたいなぁと思ってスマホで曲名リストを見ても知ってる歌がない。最初は最近の歌ばかりなのか、やっと出てきたのが「夏が来た!」でした。

♪本当の夏が来た 生きているまぶしさ 本当の夏が来た もう友達じゃないきみがいる。

私の歌声でも泣けてきます。

そうか、もう友達じゃなかったのか。'91年は大学2年生、もう渡辺美里ではなかったと思うんだけど、持っていかれてしまいました。

作詞:渡辺美里、作曲:大江千里、素敵ですね。

◆28日の商談まで、無事に終わりました。8月も秋棚に向けた仕事が続きます。広域ですが、体調第一で、着実にやろうと思います。

https://www.youtube.com/watch?v=aQnAbmVZEUY

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2017年4月10日 (月)

スピッツ / インディゴ地平線 (1996)

Indigo私の1曲:⑧「バニーガール」

◆先方の提出フォームが変わって、それになかなか付いて行けません。数字ができず、その埋め合わせに帳合のかたに付いて来てもらいました。まさかこんな日が来るとは。自分だけの商談に帳合を付き合わせられる裁量? そんなもん無い、このかたが優しいだけで自分の力は何もない。

◆今、スピッツを聴いて救われるのか?『インディゴ地平線』は'96年、25歳のとき。①「花泥棒」から②「初恋クレイジー」、相変わらず捨て曲が無く、素晴らしい。46歳になっても素晴らしい、でも良い曲を聴けば救われるかと言えば、それは違う気がします。

④「渚」が今月、NexToneAward2017を受賞しました。20年前の曲が。

◆乾いた風のような⑧「バニーガール」が吹き抜けて、スーッと身体が軽くなったような。明日は棚替えツアーで朝8:30集合。そんな仕事久しぶり、明日もコレを積んで今日の続き、⑫「夕陽が笑う、君も笑う」と⑬「チェリー」を聴こうと思います。仙台のさくらは、今週末が見頃みたいです。

https://www.youtube.com/watch?v=S2pYzFTMi58

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2016年10月12日 (水)

西岡恭蔵 / ディランにて (1972)

Photo私の1曲:⑦「君の窓から」

◆新垣結衣かわいい。派遣切りに遭った25歳が主婦という職業に就職するコメディドラマが始まりました。コレは最後まで見ます。先月末は出張先で痛風になり、相変わらず会社の業績が悪いと上からの圧力が厳しい。ストレスも痛風に良くないんだぞ。以降、酒を呑む日数をめっきり減らしました。おかげで半月で2kg体重が減って、周りをなるべく気にせず淡々と仕事頑張ってます。おまけに朝ドラと大河以外で2クールに1本くらい楽しいドラマがあると、気分よく社会人過ごせそうです。

◆今日は福島県のお店を廻り、ザ・ディランⅡの1stを聴いていました。が、私はコッチの方が好き。西岡恭蔵の「ディランにて」。ソロデビューを目指してザ・ディランを抜けた西岡が後継のザ・ディランⅡの1stのレコーディングに参加した後、ソロデビューを果たしたのが本作です。時期が近いので①「サーカスにはピエロが」、⑦「君の窓から」、⑨「プカプカ」の3曲がどちらにも入っています。この出来が本作の方が好きなのでコッチの方が好きなのです。

◆歌声が朗らかで、サウンドが乾いています。①から②「下町のディラン」の流れも好きだし、⑤「風を待つ船」、⑦、⑩「街の君」、およそ捨て曲がありません。Dylanのカバーのみ⑥「丘の上の英雄さん」(AllAlongTheWatchtower)よりザ・ディランⅡの「男らしいってわかるかい」(I ShallBeReleased)の方が好きですね。それも好みですけど。 乾いてて説教くさくないんで、聴いてると何か、頑張ろうって気になるんですよね。

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2016年8月31日 (水)

渋谷弁当部 / みちのくの香 特製おべんとう (500円)

20160831今日のBGM: フリッパーズギター『ヘッド博士の世界塔』

◆京都駅の萩の家のように、東北にも旧駅弁があります。秋田県、花輪線の十和田南駅。平面でスイッチバックする、鉄道ファンにはお馴染み?の駅でもあります。山菜弁当やおこわがありましたが15年前には駅弁事業を撤退、今は仕出しを行っているようです。駅は一日八往復で乗車は180人。東京駅や百貨店で売れまくる駅弁は、各地の昔からのそれとは違うようです。前日に電話すると1個でも作ってくれました。

◆お店に行くと「いっぱい入れといたから。初めて林檎採れたから入れといたから。だから掛紙も林檎にしたから。」行き届いた思いやりと心意気。「また連絡ちょうだい、作っとくから。」

中身は500円とは思えない品数が並びます。

・舞茸といんげんの和え物

・林檎

・玉子焼き

・魚肉ソーセージ

・鮭塩焼き

・肉団子の皮包みケチャップ味

・帆立

・なますとミカン

・椎茸と糸蒟蒻結びのすき焼き味

・薩摩揚

・枝豆

・メンチカツとキャベツ千切り

・ポテトサラダとトマト

・瓜の漬物

・ごま塩ごはん、梅干、漬け物。

◆台風が上がって焼け付く日差し。でも、♪ ほんとのこと知りたいだけなのに夏休みはもう終わり。明日から9月。8月、予算いきました。つらかった。気持ちが届いてよかった。 またきっと行きます。

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2016年8月19日 (金)

misato ・ ribbon (1988)

Ribbon_3私の1曲:②「恋したっていいじゃない」

◆出張で青森に行きました。早く用事が終わって、まっすぐ帰るのも4時間かかるのですが、蟹田、五所川原に足を延ばしました。台風一過の日差し、蟹田から五所川原への山道、くっきりとした空と雲はまるで夏休みのようでした。最近、遠出の出張は眠気覚ましに歌えるように、CDは半分邦楽にしていました。

◆渡辺美里の『ribbon』、彼女の4作目で、商業的にはピークの一作だったと思います。数々のパワーポップと③「さくらの花の咲くころに」、⑧「ぼくでなくっちゃ」の硬軟のバランスの良さ、曲の力、いつもつぐむ唇、アイドルのようでもいて、でも力でねじ伏せる歌唱力。彼女はヒーローだったのか、当時同世代の人には彼女とともに成長する感覚がありました。『ribbon』のとき私は18歳、渡辺美里は22歳でした。

◆バッキングには収まらない岡村靖幸と渡り合う②「恋したっていいじゃない」は今も楽しく、⑧「彼女の彼」は今も泣けます。⑩「10years」には愕然とします。あの18歳からこの45歳、何も成し遂げず、安定した生活以外に目標もない。『ribbon』は、今の私ではオススメできない、キラキラした作品なのだと思います。

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