カテゴリー「Psychedelic」の13件の記事

2025年5月10日 (土)

TheByrds / TheNotoriousByrdBrothers (1968)

Notoriousbyrd私の1曲:④「DraftMorning」

◆4/1と16にうちのチームに新入社員が入りました。30代後半と20代半ば。新しい会社で複雑な作業もいきなりやらされて大変だと思うのですが、飲み込みが良いというのか、こなせてる気がします。中途で、優秀な子しか入ってきません。GWにうちではよくある供給不良があってセールスはバタバタでしたが、こんな様子を見て、この会社にガッカリしないで欲しいなと思います。

◆この1ヶ月、いろいろ聴きましたが本作に戻りました。バーズの5作目、名バンドの、コレはいまは名盤なのでしょうか。全米47位、センセーショナルなデビューから5作目ですから落ち着いた感はありました。スペースロック、フォークロック、サイケデリック、ラーガ、いろいろやっています。また、製作中にDavidCrosby、製作後にMichaelClarkeが解雇、元メンバーGeneClarkは製作を手伝った後バンドには残らず。音楽性もメンバーも固定していないにも関わらず、技術革新が稚拙だからなのか、不思議とまとまりのあるトーンの全11曲・28分。一級の曲が無いのですが二級の曲も無くて、この感じ好きだなと思いながら一枚聴き切れます。CaroleKingの②「Goin'Back」や⑤「Wasn'tBornToFollow」は今や有名曲で、この曲をアクセントに前後のDavidCrosbyらしい④「DraftMorning」やHillman&McGuinnのバロックポップ⑥「GetToYou」にニヤリとします。

◆バタバタの中ですが、ともかく新しいチームが始まりました。どんなチームにしていけるか、それも始まったばかりです。

https://www.youtube.com/watch?v=1ancCWvjm80

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2023年4月 8日 (土)

Hollies / Butterfly (1967)

Butterfly私の1曲:⑪「StepInside」

◆数年前、千葉のトラック運転手の勤務中の飲酒運転の死亡事故以降、社用車の使用開始・終了時に上司にTV電話をするようになったのですが、電話すると確認事項があるのでと帰宅時間を訊かれました。16時までに帰らねば。上司から質問がある、外勤が終わった帰りでもいつものようにリラックスとはいかず、でも気持ちは上げておきたい。帰路のCDはコレを選びました。

◆Holliesの『Butterfly』。『Sgt.Pepper's』チルドレンの1枚として有名な1枚。スゴいけど、POPなHolliesではこれが限界。それで良いと思います。サイケ装飾しても隠し切れないメロディのPOPさ、明るさ、コーラスの綺麗さ。振り切った作品なら『Sgt.』や他の作品で良いワケで、サイケ風味とPOPでキャッチーなメロディが同居しているところにHolliesらしさ、良さがあるのだと思います。①「DearEloise」や⑤「WouldYouBelieve」、⑧「CharlieAndFred」、⑨「TryIt」美メロでありつつサイケPOPとして成功しているし、⑪「StepInside」は従来のHolliesイメージそのままですが、サイケPOPな本作の終盤でコレが出ると感動します。タンバリンってこんなに楽しいんだと。シングル「KingMidasInReverse」のボーナスもC,S,N&Y『4WayStreet』を聴いていた身からすれば嬉しい限りですが、この曲や本作でのメンバー間の方向性の乖離がGrahamNashの脱退を生みます。本作の分裂ぶりとその後のNashの長い活躍を思えば、良かったのだと思います。

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2022年8月27日 (土)

Apple / AnAppleADay... (1969)

Apple_20230916104401私の1曲:③「TheOtherside」

◆夏の甲子園、仙台育英が優勝しました。東北の悲願だと私も思います。東北人の劣等感、状況は甲子園で優勝しても変わらないのですが、一時、みんなが心から喜べたと思います。目立った人がいない全員野球という古さと、数値化し目標を明確にしてメンバーを選ぶ須江監督の戦略、それ故の140km投手5人の徹底継投と、病気から紅白戦で結果を出して甲子園でメンバー入りし代打で打ってレギュラーになり決勝で満塁ホームランを打った岩崎君、アップデートされたモノが融合した最高の優勝だったと思います。おめでとうございます。

私は8月何をしていたかと言うと、商談と応援で外勤、あとは夏休みっぽく内勤、普段どおりでした。CDの整理をしたいのですが8月は4枚も買ってしまいました。社用車のCDも壊れて、死ぬまでに1枚あたり何回聴くのか。減らしたくて古いCDを聴いてて、本作にあたりました。

◆Appleの唯一のアルバム。たぶん余程の洋楽好きでなければ知らないでしょう。私は帯に「ラリーペイジコレクション」とあり、そこのPeteDelloが無茶苦茶良かったんで、そこからだと思います。紙ジャケ復刻の2003年当時、youtubeで試聴してって事はあまり無かったと思います。

Appleはイギリスのサイケビートバンド。'68年にシングルが出て'69年にアルバムが出てって頃には流行の音楽が変わってて売れずに自然消滅、BillyNichollsあたりでもあったと思います。でもこの頃の、ギターやオルガンをけたたましく鳴らす音楽が私は結構好きなんだと思います。

後半のYardbirdsのカバーも良いのですが、①「Let'sTakeATripDownTheRhine」、②「DoctorRock」、③「TheOtherside」の冒頭3曲が素晴らしい。特に③は美メロでけたたましくて最高です。また聴いて、整理できないCDが増えてしまいました。

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2015年12月 7日 (月)

中村一義 / 90'S (2000)

20151204私の1曲:⑧「主題歌」

◆4日はむつ、予報は雪で2/-2℃。車で行かない手を考えるべきでしたが、運ぶ資材もあり、車で行きました。陳列中から吹雪になり、終了は15時。1時間ちょっとで日が暮れるのだから厳しい帰路が予想されました。帰りに338号を選ぶと、陸奥湾側の279号より車も少なく、食事処もなく、日暮れまでなるべく進もうとするも、いや怖かった。轍も白くなり視界もなくなると本当に怖く、八戸道に入るとまた車線が分からず、雪は結局岩手県を抜けるまで5時間続きました。

◆宮城県に入って掛けた中村一義は解放感に溢れていました。①「犬と猫」から自由な音階、自由なメロディ。転調と、地声と裏声を縦横に行き来して渦巻いている。②「ここにいる」はピアノの奏でるメロディの美しいワルツ。アルバムには入ってない⑧「主題歌」。軽やかな口笛からサイケデリックに飛び込んで必死の裏声が続く、オリジナルを知らなければ誰がカラオケで歌っても上手いとは思ってもらえない、突き抜けた1曲。悶え、プライマルスクリームの末の、のんびりもんの主題歌。♪タララー自由に、悶えが爽やかにすがすがしい⑩「魂の本」まで、若き中村一義のアーリーベストです。

実は2000年のROCK IN JAPAN FES. に行ってました。どしゃ降りで見られなかった中村一義、あの時見られたら、私の彼との付き合いも変わっていたのかと思います。

◆月末、またむつに行く予定があります。東北に来てはじめての冬、気温見て、予報見て、毎日本当に注意して動こうと思います。

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2014年5月 4日 (日)

StephenStills (Manassas) / MoveAround (1972)

201405061◆C面は"Consider"、"考察"といった意味です。音楽的には、敢えて言えば"カントリーロックサイド"でしょうか。ということは私が好んで聴くサイドということになります。

◆シングルにもなった、緩やかにうねるラテンロックの⑫「ItDoesn'tMatter」から、アコギを紡ぐ⑬「Johnny'sGarden」、まさにC,S,NにByrdsが出会う⑭「BoundToFall」、土臭い⑮「HowFar」まで、流れが秀逸です。そして、穏やかに⑯「MoveAround」が始まります。アコギとドラムとムーグが緩やかに絡み合う幻想的な曲です。Stillsのスモーキーな声もここでは効果的です。目に青葉、木漏れ陽が降り注ぐ今の季節にぴったりの佳曲です。

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2013年6月23日 (日)

TheDoors / TheSoftParade (1969)

私の1曲:②「TouchMe」

◆しなかったな、って思う日曜の夜は多いです。幾つになっても。今日も何もしなかったから、せめて朝は早めに起きて、しっかり仕事しよう。

◆3日間会議と研修で、最後に社長への質問の時間があったので、少し吠えてしまいました。しっかりやれよ。 オレも、しっかりやれよ。

◆『ソフトパレード』はジャケットが秀逸で②「TouchMe」が名曲。名盤だと思います。意外なカントリーの①「TellAllThePeople」、ケイジャンな⑦「Runnin'Blue」も好きです。⑧「WishfulSinful」の歌唱には品格があります。

♪ "Tell All The People That You See. Follow Me, Follow Me Down!"(①)。

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2013年4月21日 (日)

BillyNicholls / WouldYouBelieve (1968→1998)

私の1曲:②「ComeAgain」

◆木曜は24℃、金曜は13℃、週末は長野や宮城は雪。造幣局の桜も平日には葉桜になって、週末行くのを止めて。そんな時節だったのに。今日も晴れているのに気温が上がりません。とっくに春になっているのに、今年はなんだか不思議な4月です。

◆本来ならこの季節に相応しいこのCDを今週は聴いています。BillyNichollsの幻の1st。"幻"というのは1968年に数百枚がテスト盤としてプレスされたものの発売が延期、1998年にCD化されるまで市場に出なかった作品だからです。スウィンギングロンドン時代後期にリリース日まで決まっていながら同レーベルのSmallFacesの名盤『Ogdens'NutGoneFlake』(あの丸缶のヤツ)のプロモーションを優先し後回しにしている内に時流と合わなくなってそのままお蔵入りしたということなのですが。

◆その中身は、どれも一級半というか、

①表題曲

②「ComeAgain」

③「LifeIsShort」

④「FeelingEasy」

⑦「LondonSocialDegree」

⑧「PortobelloRoad」

⑨「QuestionMark」

⑪「GirlFromNewYork」。

そこまで良くないんだけどちょっといい曲が延々と続きます。その緩さ、穏やかさ、サイケな浮遊感がこの時期とっても合います。SimpleyRedの『Stars』とか、サニーデイサービスの『LoveAlbum』とも並び、春に聴きたい作品です。

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2012年10月20日 (土)

TheBeatles / MagicalMysteryTour (U.S.)(1967)

 私の1曲:⑥「IAmTheWalrus」 

◆10/10、TV映画『MagicalMysteryTour』がリマスターされ、再発されました。当時酷評されたこの作品の是非はこれからも永く問われることでしょうが、音楽作品としてのこちらは当初から確固たる地位を得て今に至っています。サントラとしての英EP2枚組に既発シングル5曲を追加した米LPが好意的に受け入れられる幸運もあり(今ではこっちが一般的)、一枚に詰まった密度でいえばこれが最高傑作かもしれません。

◆景気のよい、心浮き立つ①表題曲。牧歌的で、一瞬マイナーになってすぐメジャーに転調する、展開の妙にうなる②「TheFoolOnTheHill」。③「Flying」も愛すべき小品、④「BlueJayWay」も不気味にして、ずっと続いても面白いと思ってしまう、③・④ももう中毒というか、もはやここに批評性はありません。⑤「YourMotherShouldKnow」で締めて、必殺の⑥「IAmTheWalrus」。不穏なところにロックのダイナミズムがあるのだと確信するこの曲がレココレの“青の時代”3位! この偏り方はスゴイし、だから読んでて面白い。

◆B面は名曲かけ流し。⑦「HelloGoodbye」はドレミファソラシドをそのままコーラスにする大胆さ。続いてEP盤至上のカップリング、⑧「StrawberryFieldsForever」と⑨「PennyLane」ではお互いの個性が全開。B面の5曲でもっとも知られていない⑩「BabyYou'reARichMan」(⑪のB面)は、クラヴィオラインと手拍子に不安と高揚感が繰り返されグイグイ引っ張られます。最後の⑪「AllYouNeedIsLove」はフランス国家もバッハも取り込んで“すべては愛”。心のざわつきと何か分からない大きさに魅了される、サイケデリックロックを代表する一枚です。

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2011年11月12日 (土)

TheBeachBoys/TheSmileSessions(1967→2011)

Beachboys_smile_cover 私の1曲:⑫「Surf'sUp」

◆8日、何気なくTowerRecordsに行っていつも通り"A"からブラブラ見てたらビックリ!見慣れた(?)ショーウインドウのジャケットが普通にCDのプラケースで棚に置かれている。ブート? じゃない。日本盤は『スマイル』。米盤は『TheSmileSessions』。私は何も知らなかったのですが、とにもかくにも、『SMiLE』が正式発売されたのでした。

◆'04年『SMiLE』はBrianによる'04年制作。今回は'66~'67年BeachBoysの音源を再構成し完成させた『SMiLE』です。ただ、これが'67年に出るハズだった『SMiLE』ではありません。曲順を決める前に完成を断念しているのだから、'67年の『SMiLE』が出ることはないし、そもそも'67年の『SMiLE』は存在しない、とも言えます。それでも当時のBeachBoysのボーカルで、Brian、Mike、Alが合意してのBeachBoys名義での今回の発売。これが唯一の、TheBeachBoysの『SMiLE』なのです。

◆待望の『SMiLE』、聴いて感動で涙、とはいきません。バージョン違いとはいえ、これまで何度も聴いてきたのです。といって、少しずつ断片を聴いて『SMiLE』への思いを強くしてきた、その歩みも否定しません。新鮮な感動ができないのは仕方ないことなのです。

◆構成は'04年Brian版に倣って。'66年当時は並びも決めずに断片を数限りなく録りましたが、この並びが『SMiLE』の正しい並びということでしょう。①「OurPrayer」で始まって⑲「GoodVibrations」で終わる構成が素晴しいし、⑦「YouAreMySunshine」など正しく配置してこそ収録する意味の生まれるカヴァーも収れているので。断片の録音であっても、音楽的には"神に捧げるティーンエイジシンフォニー"、描きたかったのは"祖国アメリカの歴史と誇れる指針"という、明確なコンセプトがあったのだと思いますし。

◆断片でなく、'04年版でないこの『SMiLE』を聴いていると、塊になって音がふくよかになりました。最新の技術で、曲間のつなぎとかテンポを併せたりとかがとても旨くいっているのだと思います。'66年の円みを聴いてると、'04年版はやはり上手過ぎるのでしょう。⑫「Surf'sUp」の"Culumnated ruins domino!"、今回が一番よく聴こえます。

◆BrianとVanDykeが描きたかった"誇るべき祖国"は針路を誤ったのか? 世界が倒れそうな今年、本作が届きました。その先に"Smile"はあるのか、それが私たちの願いです。

http://www.youtube.com/watch?v=zRdyIAGVxlg

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2009年1月17日 (土)

RollingStones / She'sARainbow (1967)

Ref_blueberry_2 Ref_imac_flowershot_3 ◆今週は勤務日が4日、あんまり何もなく、週が終わりました。金曜も新年会がありましたが、前の店では隣りに座っていて普通に話していた人が、2軒目で向かいに座ったら、私、何故か話すのを止めてしまいました。その人はいい人だし、私も彼と話すのに気疲れするわけではないのに。社会人的にダメですが、できませんでした。

◆今週、30代サラリーマンをゆるく鼓舞する音楽はありませんでした。こんな記事のときに紹介される音楽も可哀想ですが、こういう事も書いた方が消化できるし、いいかなと思って。

◆今日はRollingStonesの「She'sARainbow」を紹介します。『TheirSatanicMajestiesRequest』(1967)からのシングルで全米22位、『ベガーズバンケット』も『レットイットブリード』も出る前のStonesがまだまだだった頃の作品で、『Sgt.ペパーズ』の影響モロの『サタニック~』の評価もそれ程ではなかったようです。ただ私は⑥「She'sARainbow」は別だと思います。20代の頃AppleのiMac のCMに使われていて、あの幻想的なサウンドとクルクル回るカラフルなiMac は、当時の20代サラリーマンを間違いなく鼓舞していました。

https://www.youtube.com/watch?v=6c1BThu95d8

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