カテゴリー「WorldBeat,Rhythm」の9件の記事

2013年10月15日 (火)

FleetwoodMac / Lindsey'sSong♯1(IKnowI'mNotWrong) (1979)

Lindsey◆FleetwoodMac週間は続いていましたが、私はここに戻ってきました。”'75年型Mac”、そしてファン垂涎の『Tusk』です。

◆『Tusk』は当時から2枚組20曲の大作でいろんなMacが聴けるファンには堪らない作品ですが、今はリマスター&エクスパンデッド版として21曲の未発表テイクが追加されているのだから、それは”ファン垂涎”なワケです。通常版で散々聴いた曲の数々が音数少なく空間のすき間を感じられるバージョンで聞け、これまで聞けなかった音が聞ける喜びは格別です。

◆本作で取り上げたい曲はたくさんありますが、今日はコレを取り上げます。「Lindsey'sSong♯1」と名付けられた、後の「IKnowI'mNotWrong」です。曲名通りLindseyの軽快な弾き語りから始まり、Mickのドタドタとしたドラム、追ってJohnのベース。既発バージョンよりもリズムが抑えられ、Lindseyの柔らかなギターがニュアンスまで聞けます。様々に紡がれるギターの音色の豊富さに、感心しながらも心地よさに酔います。インストでただ耳に飛び込む演奏の緩やかな愉しさに、満たされます。

http://www.youtube.com/watch?v=2CaPe1HRPwU

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2013年7月 8日 (月)

ThePolice / OutlandosD'amour (1978)

PolicealbumoutlandosdamourP20130708私の1曲:③「Roxanne」

◆暑くて、でも大阪は昨日は梅雨明けしませんでした。東京は一昨日、例年より半月も早く。週明け、週末の楽天セールで買ったパトリックの靴がすかさず入荷、お昼はベトコンラーメン(ニンニク抜きが無念)。こうなるとStingしかないので(?)、今日はThePoliceとなりました。

◆私の中ではThePoliceで最も聴くのが遅くなった『OutlandosD'amour』ですが、①「NextToYou」、②「SoLonely」、③「Roxanne」の冒頭の3曲は"冒頭の3曲"史上に残る3曲。素晴らしい①・②が、③が掛かった途端、③を引き立てるための配置だったのかと思わせるほどこの流れの③は素晴らしく、戻って単体で聴き返す①・②はやはり素晴らしい。多彩な音楽性を重層的に見せる後期に対し、多面な音楽性をそのままぶつけてくる本作は純粋でいて野心に溢れ、それが2作目以降と決定的に異なっていて、その熱に引き込まれます。

◆今日、大阪も梅雨が明けました。暑い毎日が続きます。

ttp://www.youtube.com/watch?v=3T1c7GkzRQQ

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2012年6月30日 (土)

MenAtWork/Cargo(1983)

Cargo私の1曲:②「Overkill」                               ◆22日に滋賀・武奈ヶ岳を登り、25,26日は木更津に営業会議、28日は近畿のお店廻りのかたの会議。時間がなく、記事が1週飛んでしまいました。それぞれに細かく書けば記事になりそうなのですが、頭が疲れたというか、そこまでは。  ◆一番印象的だったのは26日の営業会議2日目。戦略部の人が、営業向けのプレゼンでスーツを着てきた事でした。この人はいつもニコニコしてて、服装も含めてとてもカジュアルな人なので、とても意外でした。ここのところ会社が満足いく業績を上げられず、うちのチームも転換期にきています。そんな中、彼のスーツ姿に私は彼の情熱を見たのでした。2日後の会議、現金な私はスーツで行きました。手詰まりでももう一手出す姿勢を彼にもらったのでした。  ◆“とんかつお弁当”に続き登場の『Cargo』。1stの勢いを駆って全米3位、シングルも②と⑥が全米Top10に入りました。やはりCorinHayの声が好きで、③「SettleDownMyBoy」や⑥「It'sAMistake」のギターソロ、ジャケットのイラストなど、昔のタバコのコピーですがこのバンドは“軽さに味がある”んです。②「Overkill」はMenAtWorkで私の一番好きな曲です。

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2012年6月16日 (土)

萩の家 / とんかつお弁当 (630円)

P2012_0614_101213 今日のB.G.M.:MenAtWork『Cargo』

◆今回の萩の家は「とんかつお弁当」にしました。「鮎すし」がダメ、「サンドウィッチ」は注文が間際だし今のはバナナ入りじゃない。「うなぎめし」は値段が合わずやってない。そうして注文の通った「とんかつお弁当」。また新たな“荻の家”が食べられることに感謝したいと思います。

◆まず掛け紙、清水寺と枯山水でしょうか、ちゃんと書き込んでいないところが粋です。京都なのに有難く見せない。京都にとんかつ、何の関係もないし、まぁ“とんかつ”に拠るなら“京都”で、ぐらいの体でサラッと。オレンジの下地も併せてPopです。

◆中身はとんかつがどーん。それにキャベツ・フレンチポテト・ミックスベジタブル・福神漬け。ソース2本は量的に正解です。完全にとんかつを食べさせるだけの弁当ですが、福神漬けはアクセントに効果的でした。ごはんがもっちりしていて美味しかったです。さてとんかつですが、衣はサクッではなくゴロッ、お肉はガシッ。美味しいとんかつ定食とは違うのでしょうが、これもとんかつ弁当の様式美だと思います。一枚肉には切り込みが入り5分けになっているものの完全には切れていません、これが残念。箸で切ろうとすると衣がはがれるのでかぶりつくのですが、今日は隣りが埋まっていました。隣りがスーツの女性だと、駅弁を食べてて申し訳なく思うのは何故でしょう。申し訳なさと、恥ずかしさ。“弁当を臭わせるオヤジ”でしかないのですが、いつもなら趣のある経木も、ごはんが張り付いて気になりました。

◆今車内で駅弁を食べるって新幹線なら許されるだろうし、スッと開けてスッと食べちゃえってことなんだと思います。シンプルなとんかつドカン、あっさりとした枯山水の掛け紙が、洒脱に生きろと教えてくれます。通学車両で「志ぐれ茶漬」食べるのとはワケが違うんだから。今日聴いていたMenAtWorkの『Cargo』も、そんな洒脱なアルバムです。

http://www.youtube.com/watch?v=h0766FJu-us

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2008年7月14日 (月)

BobMarleyAndTheWailers / NoWoman,NoCry (1975)

Uicy3174_2◆①「TrenchtownRock」も好きですが、コレをアルバム単位で紹介できる知識はありません。その中で、⑤「NoWoman,NoCry」が特別好きな曲です。

◆梅雨も後半、雨も一日降ってる日はあまりなく、気温はだいたいいつも30℃くらい。長野は陽射しが暑いです。そんな時にそよ風と一緒にこの曲が聴こえると、少し涼しく感じられるでしょう。

◆「NoWoman,NoCry」、おそらくレゲエで最も有名な曲ではないでしょうか?彼の存在を決定づけた『Live!』のハイライト、歓声込みのこれが畢生の名テイクです。

◆BobMarleyでしかも「NoWoman,NoCry」、語るべき事が多くあって然るべきですが、歌詞を音としてしか聴いてこなかった洋楽歴25年は、音をただ聴き入れるのみ。静かなる哀れみと怒りは、やがて静かなる励ましとなり、意志となる。彼の優しいボーカルと、慈愛に満ちたキーボードがこの曲を包んでいます。

◆大学生の時、オーストラリアの扇屋ジャスコみたいなショッピングセンターで、エレクトーンでこの曲がかかってるのを聞いた事があります。それは誰からも愛されるスタンダード、そこにも確かに涼しい風が吹いていました。

https://www.youtube.com/watch?v=7L5yDpeNOEs

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2007年4月 1日 (日)

ThePolice / GhostInTheMachine (1981)

Ghost_in_the_machine_cover私の1曲:②「EveryLittleThingSheDoesIsMagic」

◆春分の日を過ぎて、日毎に春めいて来ました。暖冬だった冬も3月の中旬は寒さがぶり返して長野は雪が降ったりもしましたが、ピッタリ春分の日を境に暖かくなるんだから、暦ってエライもんです。

◆日毎に春めく様を喜びながら、ここのところよく本作を聴いています。"最強のトライアングル" Policeの4作目、今となっては、初のTop10シングルを生んだ前作と、永遠の名曲を生んだ最高傑作の呼び声も高い次作との間に落とされたとても地味な印象のある作品で、やっつけのジャケットもそのイメージを踏襲しています。

◆しかし中身は一転、緊密な音作りが冴える充実作なのです。デビュー時には大きな特色だったレゲエやダブが本作ではこなれた形に消化、この時代で、このメジャーなバンドで、これだけ深くワールドミュージックを取り入れていたのには正直驚きです。総じてあまり好きでないStingも、金髪ボサボサのこの頃は素直にカッコいいです。

◆そして、本作には何と言っても③「EveryLittleThingSheDoesIsMagic」(全米3位)が収録されています。スチュワートコープランドの神がかったドラムが生み出す狂騒ぶりは、大学1年の春のリーグ戦で、うそハイテンションを作り上げるのに役立ちましたが、今もこれを聴くと春の喜びが2割増し、Magicが生きている様です。

https://www.youtube.com/watch?v=aENX1Sf3fgQ

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2006年4月15日 (土)

LedZeppelin / PhysicalGraffiti (1975)

J06私の1曲:2-①「InTheLight」

◆最近、S.Wonder「Superstition」とか「TrampledUnderFoot」、つまりクラヴィネットがやたら聴きたくなり、本作を聴いて悦に入っています。

◆本作は自ら立ち上げたSwanSongレーベル(第1弾はBadCompany)からの本人達の最初の作品で、初の2枚組となった力作です。3rdから前作にあたる5thまでのアウトテイク7曲(デキは申し分なく、廻りとの整合性でボツになったのだと思う)と新曲8曲での構成で、正直アルバム単位での魅力は希薄、前作のロケットスタート3連発の方がよっぽどアルバムとしてのまとまりがあります。しかしこの寄せ集めのカッコ良さは尋常ではありません。

◆これぞZepというカッコ良さの1-②「TheRover」から、1-③「InMyTimeOfDying」は後半、鳴らしているだけ?なPageのソロと、Bonzoの“本物の”ドラムの対比も織り交ぜ、ライブ盤じゃないんだから、の延々11分も続く大曲。ファンキーなリズムセクションとPlantの余裕あるボーカルがイカした1-④「HousesOfTheHoly」、そして、同じメロディーのリフレインだけで1曲持たせてしまうジャンル(?)においてはStones「エモレス」と並ぶカッコ良さの前述1-⑤「Trampled~」。

◆Disc2も、サビ導入部でのJoneseyの荘厳なキーボード、気持ちタメて放たれるBonzoのドラム、そしてPageがギターでなぞるしょーもないプレイと抜群のメロディの、ロックの王者の誇り漲る2-①「InTheLight」に始まり、コッチも好きな人がZep好きになるのだろうというPageのアコギ弾き捲りの2-②「Bron-Yr-Aur」、Plantのボーカルが哀感漂う2-③「DownByTheSeaside」、古城に霧の煙るこれも如何にもZepなジャンジャジャジャン・ジャンジャンジャジャジャーンな2-④「TenYearsGone」ではウェストコースト趣味を披露、2-⑥「TheWantonSong」ではツェッペリンファンクが炸裂、そしてBonzo参りました、Page参りましたの2-⑨「SickAgain」で充実の本作は幕を閉じます。

https://www.youtube.com/watch?v=C3jRK-sdTSE

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2006年1月11日 (水)

TheWailers / CatchAFire~DeluxeEdition (1973→2001)

uicy3171私の1曲:1-③「HighTideOrLowTide」

◆本作を初めて聴く人にこの2枚組はオススメできません。2005年6月発売「ミュージックマガジンの500枚」での鈴木孝弥さんの熱いライナーを読みDeluxeEditionを探したのですが、私の様にオリジナルLPを聴いていなかった人間では、加工前のジャマイカンバージョンもどちらも初めて聴くので、違いに感動する事ができなかったのです。あぁ失敗。やはり'73年発のオリジナルLPを愛聴している人が、加工前バージョンの剥き出しの魅力に触れてこそ感動できるものなのでしょう。

◆それで何故私がこの2枚組を薦めるのかと言えば、最新リマスターの方が音がいい、ジッポーカバーで持っていたい(よって紙ジャケもオススメしたい)、そして発売時には収録曲から外されていた1-③「HighTideOrLowTide」が、トンデモない名曲だからです。当時、ChrisBlackwellはBobMarleyの世界デビュー作戦として、ⅰ.レゲエを受け入れられやすい様オーバーダブする、ⅱ.レゲエをアピールする為ゴスペル・コーラス色の強い曲を外す、を考えた様です。後者により外されたこの曲は、PeterMcIntoshの優しいオルガンと3人のコーラスが慈愛に満ちた世界を奏で、ジャマイカの事もラスタリズムも知らない私にも感動を与えてくれます。他も名曲揃い、初めて聴く方はぜひオリジナルLPテイクと未発表2曲を聴き込んで欲しいと思います。

◆そして、2枚組を薦める最後の理由ですが、やはりいつか未発表ジャマイカンバージョンを聴いて欲しいからです。では、めでたく感動できる事を願っております。

https://www.youtube.com/watch?v=34tt9D84Gm0

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2005年10月24日 (月)

MenAtWork / BusinessAsUsual (1982)

Men_at_work__business_as_usual私の1曲:①「WhoCanItBeNow?」

◆15週連続全米1位を続けた(何で?)1stにして彼らの代表作。これが名盤と呼ばれる事は今後もないでしょうし、私もそう思いますが、知ってる人にはふと聴きたくなる聴き心地のよい作品として永く重宝されることでしょう。

◆オーストラリアで結成された5人組、第2次ブリティッシュインベイション期でアメリカのロックに勢いのなかった間隙を突いて、アルバムだけでなく、①「WhoCanItBeNow?」、③「DownUnder」の2曲を全米1位に送り込みます。

◆レゲエやスカを取り込んだスカスカの音とGregHamのサックス、そしてボーカルColinHayの声と曲に味がありました。そして、バンド名、曲名(①の邦題は「ノックは夜中に」)も絡め、彼らのトボケた雰囲気は、当時の日本でも結構人気を呼びました。

◆3作を発表し解散、ソロ活動をしていたColinHayも最近は話を聞きませんが、才能のある人であり復活して欲しい一人です。初めて聴く方は、今なら「Overkill」(2nd収録)も「EverythingINeed」(3rd収録)も入っている『Essential』(Sony編集のベスト盤。少し知られたSonyの洋楽アーティストにはほとんど『Essential』が出ている)がオススメかもしれません。

https://www.youtube.com/watch?v=SECVGN4Bsgg

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