カテゴリー「Progre,JazzRock」の34件の記事

2025年6月29日 (日)

PinkFloyd / Animals (1977)

Pink_floydanimals私の1曲:B-①「Pigs」

◆4月に新担当になり6月末、まだ仕事のカレンダーが解っていません。追われて厳しく、本日はエアポケットの週末です。のんびりした音楽を聴いてリラックスしたいところです。

◆ただ、6月最も聴いていたのは本作でした。これを聴き過ぎて気持ちも沈んでというワケでは無いと思いますけど、追われる仕事に、蒸し暑い梅雨に、本作。ハマってしまったのかもしれません。1977年作、『狂気』『炎』のあとで本作の次が『ウォール』。メガバンドになって、立場上作る音楽に考える事が増えて、ムーディなものから『ウォール』に変遷していくのがよく解るような気がします。収録はA面2曲・B面3曲の全5曲。冒頭と終わりがフォークの小品で中の3曲が大曲。ジョージオーウェルの『動物農場』をヒントに、A-②「Dogs」エリートビジネスマン、B-①「Pigs」資本家、B-②「Sheep」労働者として書かれています。②はWatersとGilmourの共作で、アコギからシンセ、途中「ComfortablyNumb」ばりのギターソロが聴け、B-①はイントロのWatersのベースラインとGilmourのカッティングがやたらカッコいい、②はけたたましくギターとシンセ、終盤にやや開かれたギターソロ、聴き終わると少し疲れます。

印象的なジャケットはロンドンのバタシー発電所に本当にデカい豚を浮かべた撮影を試み、初日の全景と3日目の豚を合成し採用されました。デザインWatersとし、ヒプノシスとの関係も破綻しました。

◆週末準備して、7月を迎えたいと思います。リラックスした音楽を聴きたいと思います。

https://www.youtube.com/watch?v=ZUEGeWYWbuU&list=RDZUEGeWYWbuU&start_radio=1

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2024年11月 2日 (土)

SteveWinwood,JimCapaldi,DaveMason,ChrisWood,RickGrech,ReebopKwakuBaah,JimGordon / WelcomeToTheCanteen (1971)

Traffic私の1曲:④「Shouldn'tHaveTookMoreThanYouGave」

◆今週は3連休、夏はとうに終わりました。10/4が30.4℃で5日が23.3℃、この日、今年の夏が終わりました。来週は父の7回忌があり仙台に行く用事があります。5月中旬からの同僚の休職のフォローがほぼ終わった、そんな土曜日です。

◆そんな土曜日に、Trafficの本作を聴いています。諸説ありますが、結果新旧メンバー7名名義での発表でした。収録はA面4曲・B面2曲の全6曲。

A①は3rd『LastExit』から、A③は2nd『Traffic』から、A②④はDaveMasonのソロ『AloneTogether』から。①はパーカッシブな演奏で、その後の展開を思わせます。④「Shouldn'tHaveTookMoreThanYouGave」、バンドのぶ厚い演奏に、この名曲を思い出す土曜日となりました。

B①は1stの名曲、B②はWinwoodのSpencerDavisGroup時代の名曲。まず、①を好きな人がTrafficのファンになるのだと思います。

https://www.youtube.com/watch?v=x2R-nwKsl-M

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2020年8月13日 (木)

ThePolice / ReggattaDeBlanc (1979)

Reggattadeblanc私の1曲:①「MessageInABottle」

◆今週はお盆週間。休まないのかと挨拶を交わしますが、どこも行かないし、自宅勤務なのでいつもリラックスしており、有休を消化する当てがありません。働き方改革法案により去年から5日消化が義務化されましたが、去年は年末の最後に有休を消化し、仕事PCは開けてました。そんな今年のお盆、月曜は近所の父のお寺に行き、火曜は近所の実家に行き、今日は午前中から仕事がはかどってなんだかスッキリ、正式に取れば気分も変わるのか、午後有休を取ることにしました。と言って出かける用事は無い、有休だし仕事のPCは開けたくない、何か有休の爪痕を。ブログを書くことにしました。

◆Policeの2nd、7月末、会津若松で社用車のCDに入れていました。Stingが歌うとトーンが一緒になってしまうきらいはあるのですが、曲自体は多彩というか、こんなに暗いモノ、難解なモノも、“カッコいい”で括れるのかと。洋楽を聴き始めた耳に、初聴は衝撃でした。

レゲエ,ダブが下敷きながら、昇華した形がミーハーにもカッコ良すぎる。代表曲A①「MessageInABottle」、A④「BlingOnTheNight」やB①「WalkingOnTheMoon」はもちろん、A面②、③、⑤はどれもアップテンポでカッコ良く、B面は⑦、⑧、⑨、⑩、⑪、多彩。StewartCopelandのドラムは叩きまくりながらも引き締まり、AndySummersの効果音のようなギター、そしてSting。

◆有休を取って本作を聴き直して、とても良かったと思います。来週も仕事がんばろうと思います。

https://www.youtube.com/watch?v=rVkcFCe1iaA

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2018年11月 8日 (木)

Sting / ...NothingLikeTheSun (1987)

Nothing私の1曲:⑤「TheyDanceAlone」

◆Stingは私が“最も期待した”アーティストでした。私が洋楽を聴き始めた1984年は、世紀の傑作『Synchronicity』が出た翌年で、ThePoliceが、Stingが、次に何をするのか世界中が、『Synchronicity』に乗り遅れた私が、注目していました。結論から言うと、私はソロ1st~3rdを買い、今2nd(本作)が残ったということでした。

◆Stingは高尚、Stingは退屈。若過ぎた私にStingの音楽は楽しいものではありませんでした。そんな中で2ndは元気もあり、軽やかさもある。私にとって本作はStingの軽いところを聴いて愉しむ、そんな作品になっています。

◆11/1茨城への出張、車での長旅で①「TheLazarusHeart」のイントロは気分を上げてくれ、②「BeStillMyBeatingHeart」は明るくは無いですがプチプチとした丁寧な作り、③「InglishmanInNewYork」は有名で流麗、気持ち良く流れます。そして④「HistoryWillTeachUsNothing」、“Soonner or later”のリフレインが途中から明るく転調、⑤「TheyDanceAlone」は落ち着いた曲調ながら乾いた明るさを感じつつ流れ、終盤サンバへと移行し、サックスが舞います。

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2018年3月 3日 (土)

Genesis / A TrickOfTheTale (1976)

私の1曲:⑥「Ripples」

◆秋田新幹線が止まってて高速道路が動いてたので車に切り替えたら、ホワイトアウトに遭ってしまいました。ほんのちょっとだと思うんですけど、前が見えなくて、止まって、後ろのトラックも止まって。ダメかと思ったけど走ってみたら前の車が見えて。しばらくして前の車が点滅し出したから止まるかと思ったけどいつまでも止まらない。点滅して知らせてくれてるのか。ニュースで聞いた時は追突しないように車間距離を取る事が大事なのかと思ってましたが、離れたら危ない。前の車両のランプを見失わずみんなで知らせ合って走ること、そして上の歩道橋とか見てれば高速なら真っすぐ走れる。帰りはもう少し冷静に走れましたが、もう行きません。2015.12.7.記事で怖い目に遭ってから冬は新幹線と決めていましたが、新幹線が動かないならもう行きません。

◆こんな時、車内は専らAMラジオですが、落ち着いてから1曲どうしてもグルグル回っていました。なんだろう、それはGenesisの⑥「Ripples」でした。ピーガブが抜けてダメになるハズだった4人Genesisの1作目、全英3位・全米でも初のTop40入り(31位)と軌道に乗りました。ピーガブに似た声のメンバーがいた事、それがPhilCollinsだった事がバンドを継続させ後年には大衆に受けまくるビッグネームとなるわけです。

◆ここでの作品は⑤など後年の派手な作風を見せながらも概ねリリカルという塩梅が愛おしいです。⑥は繊細にしてサビは壮大、複雑な中間部からさらに壮大に大サビへと、雪原になだれ込みます。このCDを売って長く経っていましたがお守りに買い直します。

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2016年3月20日 (日)

Emerson,Lake&Palmer / Tarkus (1971)

私の1曲:④「TheOnlyWay(Hymn)」

◆11日、KeithEmersonが亡くなりました。自殺、右腕の問題により満足な演奏ができないことを悩んでのことだったそうです。ここのところビッグネームが亡くなるニュースが続いていますが、KeithEmersonは私には最もショッキングな出来事でした。洋楽を知った中学生の頃『展覧会の絵』のような理屈抜きに楽しい作品に出会う事で私は洋楽に深くはまっていったのです。

◆中でも私の好きなELPソングというと、「ラッキーマン」や「シェリフ」などすぐ浮かぶものもあるものの、鼻歌では出てるものの、曲名が分かりません。大作のどこか一部分かそれとも評価の低い小曲の何かか、ここ1週間ELPを聴き続けました。厳かででもやり過ぎではなく、Lakeのフシ回しのカッコいいでもやはりやり過ぎではない。ELPなんだけどちょっと品のある、

それは♪YouMustBelieveInTheHumanRaces、本作の4曲目「TheOnlyWay(Hymn)」でした。バッハのトッカータFとプレリュードⅥがベースに使われています。厳かなんだけど突き放さない、それはLakeの優しいボーカルだからなのか、Emersonの生み出す愉しさ故なのか。ELPらしい1曲と言えるでしょう。

◆この曲は♪AndDoItYourWay It'sOnlyWay.と締め括られます。正に我が道を生きた革命者だったELP、KeithEmersonをこの曲と共に思います。

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2013年9月23日 (月)

SteelyDan / CountdownToEcstasy (1973)

Countdown_to_ecstacy私の1曲:②「RazorBoy」

◆3連休、初日は友達と山に行きましたが、残りの2日は給料日前で金がなく、どこにも行きませんでした。3日目の月曜日は、休み明け13時〆切の宿題をひたすらやりまくり、終わらせました。その時聴いていたのがこのCDでした。

◆スティーリーダンの『エクスタシー』。2作目、まだバンドの形態でした。1stから2曲が全米6位・11位のヒット、3rdから「RikiDon'tloseMyNumber」が全米4位、その狭間の2作目で地味な印象がありますが、中身はこれも秀作です。『Aja』のような息苦しさのない、溌剌とした音楽が聴けます。

◆それはいきなりの①「Bodhisattva」とお終いの⑧「KingOfTheWorld」。"菩薩"を英語で言える人は①を知ってる人です。ハイスピード&テンションなDennyDiasの変態ギターソロが素晴しい。⑧の軽快なビート、軽妙な楽器に曲が引っ張られていくのも楽しいです。ややプログレでやや重厚な③「TheBostonRag」。丁度よいテンポで丁度よく軽快な⑥「MyOldSchool」。

◆本作が好きなのは気軽だから。特に好きなのは、⑦「PearlOfTheQuarter」の夕暮れのスライドと、②「RazorBoy」。バイブとスライドギターが流麗、華麗、涼しげ。第一私、"RazorBoy"ですから。夏とは違う音楽を心地よく聴いています。

https://www.youtube.com/watch?v=Y3Krg8Nc69Y

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2013年8月25日 (日)

Blood,Sweat&Tears (1968)

私の1曲:④「MoreAndMore」

◆金曜日、大阪市の猛暑日が連続17日となり、大阪市の記録が71年ぶりに更新されました。71年前は昭和17年、クーラーをPCもない時代のその暑さ、信じられません。打ち水や家の構造、日かげなど、それでも今よりずっと涼しかったそうですが。ちなみに全国一は大分県日田市、'94年の22日連続だそうです。そして、当然行くと思っていた土曜日の山歩きは、これまでまったく降らなかった金曜夜の、しかも大雨で中止になりました。大阪市の気温も28℃、連続猛暑日記録も終了しました。

◆これで夏が終わるわけでもありませんが、甲子園が終わり、24時間テレビも終わって、ちょうどひと区切りです。暑さが落ち着いて、こんなややこしい音楽も聴くことができました。『Blood,Sweat&Tears』。2作目がセルフタイトルです。設立者AlKooperがワンマンぶりから孤立し脱退、メンバーが大きく入れ替わっての2作目でした。1stでの独創ぶり、拡散ぶりから、ジャズ、ブラスに大きく特化した、端正な作品になりました。バンド名が受けるイメージと、代表作と言われる2ndの内容にはだいぶ違いがあります。

◆'90年代前半の日本であきれる程流行った①「EricSatieの主題による変奏曲」。パワフルな②「SmilingPhases」に続いてSteveKatz作品③「SometimesInWinter」で一息入れるのは1stと同じ流れ。ここで④「MoreAndMore」。DavidClayton-Thomas圧巻のボーカルが本作をロックの名盤に押し上げます。続く⑤「AndWhenIDie」(LauraNyro作)はパワフルでいて軽妙、聴くにつけヒット曲⑦「SpinningWheel」・⑧「You'veMadeMeSoVeryHappy」でのD.C.-Thomasのボーカルだけではない、本作の洒脱さ・優雅さが随所に見えます。荒々しいボーカル、端正な音作り、『DejaVu』と同じセピア色のジャケット。疑いのない名盤の、何故かメンバーの首は挿げ替えです。荒々しさ、端正さとは違う、醒めた視点を感じます。

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2013年5月29日 (水)

スピッツ / とげまる (2010)

Photo_20251029193801私の2曲:①「ビギナー」、⑥「新月」

◆梅雨に入りました。例年より10何日も早く。春になって、気温が上がらないなあって、5月になっても積雪のあったところがあって、気温が上がったのは1週間か2週間。もうじめじめと。ホントはPearlJamの『Backspacer』聴いてたのに、季節が変わってしまいました。

◆はじめに持ち出したのは土曜日、大山の往復が6時間あったので持ち出したものの聴かず、今週の社用車のCDになりました。買ってさっぱり聴いてなかったのですが、気にしてませんでした。そのうち聴きたくなるし、作品への信頼があるし。当然のように、今週かかりっぱなしになりました。これも当然のようにいい曲ばかりの中、白眉は⑥「新月」。分からない歌詞と荘厳にして深遠なサウンドは、マサムネマサニプログレ。

◆今日、久々にファミマでエクレアを買いました。何年も前、TVで話題になってて塩尻北のファミマで買ったのです。あの頃、長野県は南信までしかファミマ上がってなかったから。3年半ぶりに、あの頃と同じ仕事をしています。問屋さんを廻って、小さなお店も大きなお店も関係なくて。無邪気なメッセージ、少なくなった? そんなこと無いよ。 ♪ 霞む視界に目を凝らして(①「ビギナー」)。

https://www.youtube.com/watch?v=Dy7p52n2JGs&list=RDDy7p52n2JGs&start_radio=1

https://www.youtube.com/watch?v=o0y2OkM4mp4&list=RDo0y2OkM4mp4&start_radio=1

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2012年11月18日 (日)

KingCrimson / Red (1974)

Red私の1曲:②「FallenAngel」        

◆今月レコードコレクターズで『太陽と戦慄』が取り上げられており、棚を見直すとクリムゾンのCDが6枚。案外持ってる。『地球音楽ライブラリー』も持ってるし、イメージとして好きなんですね、クリムゾン。そのわりによく知ってるのは『宮殿』だけ。ちょっと聴いてみることにしました。

◆『Red』はオリジナル7作目。発売日前日にFrippの解散宣言があり、'70年代クリムゾンの最終作となった作品です。メンバーはFripp・Wetton・Brufordの3人。本作で客演し、復帰予定だったオリジナルメンバーのMcDonaldは“解散宣言”で復帰がなくなりました。本作はより硬質な作風から“へヴィ・メタル”とも呼ばれています。ただ、世の中の“ヘビメタ”とは違う気がする。出生とかスタイルとか..。クリムゾンをよく知らない私はとにかくクリムゾンは凄いと思っているので、あの“ヘビメタ”と同じワケがないと思っているのか。仮に、音だけ聴けばそう聞こえるのか。 結果、イメージは越えませんでした。これはあくまで“クリムゾンによる硬質な作品”です。拘ることでもないんでしょうけど。

◆A面3曲/B面2曲は『宮殿』と同じ。①「Red」はこの時期のイメージ通りのへヴィメタリックな演奏、でも『宮殿』も①は「21stCenturySchizoidMan」。暴力的な音は最初から演っていたんですよね。暴力的な面と叙情的な面の振幅がクリムゾンの持ち味ですからね。②「FallenAngel」は冒頭の不協和音から一転、叙情的なフォークロック。これが聴きたかったんです。「ITalkToTheWind」のような「Epitaph」のような。WettonといいLakeといい、Frippは格式のある声を探してくるのが上手いです。次第に不穏になる、1曲で暴力と叙情の振幅が味わえる曲です。⑤「Starless」は'70年代クリムゾンの到達点。“スターレス高嶋”もカバーする、ムード歌謡風の美メロです。でも、高嶋政宏さんはスゴイ。マニアックに語り喜ぶ彼を見てると、自分はまだまだロックを聴いてないなぁと思います。

https://www.youtube.com/watch?v=eLlmbCkb3As

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