カテゴリー「●BobDylan」の19件の記事

2018年9月28日 (金)

BobDylan / Highway 61 Revisited (1965)

Bob_dylan__highway_61_revisited私の1曲:⑨「DesolationRow」

◆100年後も歴史的傑作と呼ばれるであろう本作、私は今頃⑨にハマっています。11:21の大作、延々と同じメロディ、歌詞が分からない私に拷問のようなこの曲が、1.遅刻しそうだけど一定の法定速度を刻めば間に合う時、2.悪いことを思って気もそぞろ、事故でも起こしかねないときにただただ運転に集中したい時、バツグンの効力を発揮します。人生は一喜一憂しない、人生は退屈を繰り返して退屈しない、人生は少し笑い飛ばす。澄んだイントロがきっと数年後の日本のフォークになったに違いない⑨「廃墟の街」が教えてくれます。

◆他に①「LikeARollingStone」があって、②「TombstoneBlues」があって、⑤「BalladOfAThinMan」がある。B面になって⑥「QueenJaneApproximately」があって、⑦表題曲があって、⑧「JustLikeTomThumb'sBlues」があって、⑨「廃墟の街」がある。およそスゴい曲しかない本作、名曲然とした①、意外にも軽やかな⑥や⑧、引き込む②・⑦、ストーリー性のある⑤、曲のあたまから名曲、曲のあたまから楽しい。繰り返し聴いて、何かがいつかの私を助けてくれそうな気がします。

https://www.youtube.com/watch?v=hUvcWXTIjcU

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2014年4月23日 (水)

BobDylan / Blowin'InTheWind (1963)

Bobdylans◆4/21、ZeppNambaに行ってきました。今回も前回に続いてDylanなのにライブハウスでのツアー。全国5ヶ所・計17回、約1ヶ月も日本に滞在しています。大阪は最後の地、4/21はその初日でした。

◆いきいきしたとはDylanに似つかわしくないですが、72歳とは思えぬ元気、ヨーデルみたいな歌いっぷりも頻繁に、フォーク ・ ロック ・ オールドタイミーなジャズを行き来する、濃密な時間に満たされました。今回も原曲からのアレンジがきつくて何の曲を歌っているのか判りません。最初に判ったのは4曲目、「Workingman'sBlues♯2」(今ツアー名古屋に続き2回目。お気に入り。)でした。Dylanのライブを聴く特徴として、何を演ってるか判らないところから、知ってる歌詞がいくつか出てひょっとしてこの曲かな? と、曲を決め打ち。サビが来て曲名が来て、やっぱコレだった~、と安堵。こんなライブの愉しみ方はDylan以外ではありません。

◆アンコールのラストは「Blowin'InTheWind」。コレは歌い出しからすぐに判って、歓声が上がりました。

ライブを観てから毎日Dylanを聴いているのですが、夜、仕事の帰りに車でYoutubeで今回と同じアレンジのライブを聴くとなんだか物悲しくて、強烈にひとりを感じます。Dylanは答えは風にあるって、答えてくれません。でも、それを教えてくれるのが友達なのです。それが、とてもよかったと思うのです。

http://www.youtube.com/watch?v=ezQRYalV-lU

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2014年2月 7日 (金)

BobDylan / InTheSummertime (1981)

Bob_dylan__shot_of_love月曜日、駐車違反のキップを切られました。東京から社員が来ましたが展示会の準備が終わらず、呑みに混ざれませんでした。

 火曜日、苦手な部長がいる会社の展示会に一日立ちました。お昼休み、話を聞いてくれるけれど問題は解決できない上司に、(出世するには)もうそれほど若くないんだから、と言われました。

 水曜日、取引先の商談が夜にあり終わったら20時半、珍しく直帰しました。帰ると、注文した靴が届いていました。

 木曜日、早速新しい靴で出勤しました。履き心地はよくて、歩き心地はまだ慣れません。朝駐車違反の罰金払いに行ったら莫大でビックリしました。一日内勤ができて、ここ一月忙しすぎてしなきゃいけないのにできなかった仕事、少し進みました。

 金曜日、靴が買えたのでくたびれた一足をお疲れちゃんにしました。そのインソールを大きめの靴に入れたら、履き心地少し良くなりました。今日も一日内勤が進んで、最後に嫌なお願いを取引先にしたら、もう売らないと言われました。極寒の夜、フットサルしないで帰りました。明日が大雪の予報で、実家に帰るのを止めました。

◆莫大な罰金を払った木曜日、Dylanの4月のZeppNambaを買いました。「InTheSummertime」、全然季節外れだけど、乾いてて全然冬の音楽です。小さな嫌なことと小さないい事、嫌なことの方が少し多かった気がするけど気にしません。風がヒューヒューと流れているから。溜まった宿題、いっぱいやってやる。やって、追い抜いてやる。

http://www.youtube.com/watch?v=LHW2WNSL2Js

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2013年5月 2日 (木)

BobDylan'sGreatestHitsVol.Ⅱ(1971)

Bob_dylan__bob_dylans_greatest_hits私の2曲:2-③「TheMightyQuinn」,2-④「JustLikeTomThumb'sBlues」

◆GW中の平日、休まず仕事を常としています。スイスイの街中を行くもよし、郊外に遠出するもよし。休む人が多いから急かされずに仕事できるし、今年は郊外に半分ドライブ気分、を選びました。

◆G.W.には実家とJacksonBrowneが何となく浮かぶ情景なのですが、今日しっくりきたのはBobDylanの『グレイテスト・ヒッツ第二集』でした。"ヒッツ"と言いながらヒットしていない曲を入れているところが面白く、

2-③「TheMightyQuinn」

2-⑧「TomorrowIsALongTime」

2-⑨「WhenIPaintMyMasterpiece」

2-⑩「IShallBeReleased」

2-⑪「YouAin'tGoin'Nowhere」

2-⑫「DownInTheFlood」

は当時本作が初出でした。もっとも、TheBandやTheByrds、そして本人が歌い継いで今や代表曲となった曲も多く、時を経て本当の"グレイテスト・ヒッツ"となりました。

◆1-⑤,2-②はここに入っているから聴くのだし(『JohnWesleyHarding』はほとんど聴かない)、郊外半分ドライブに見事にハマる1枚目の穏やかな流れ、TheBandがバックを務める'69年ワイト島ライブでのどうにもいなたい2-③「TheMightyQuinn」のあと、MikeBloomfieldやAlCooperがバックを務めたカチッとした(カチッとした?)2-④「JustLikeTomThum'sBlues」。Georgeもカバーした、軽い2-⑦「IfNotForYou」。本作で実現した新しい曲順が、また違う愉しみを生みました。

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2012年9月29日 (土)

BobDylan / ShotOfLove (1981)

23fb50a3 私の1曲:②「HeartOfMine」

◆月曜日、駅の本屋で『レコードコレクターズ』を見たら、“ボブディランのベスト100曲”。読みどころがいっぱいあって、仕事のバッグにも入れています。最近の曲も多く選ばれていて、Dylanの現役感が強く感じられてうれしいです。Claptonの50曲は最近のがほとんど選ばれていませんでしたから。何十枚とアルバムを出しているので自分の好きな曲が選ばれていないのも当然ですが、メロ好きの私がリストになくてとっさに浮かんだのが②「HeartOfMine」でした。

◆ボーカルを音として聴き、歌詞を読まない私はDylanの素晴らしさの半分以上を棄てている駄目ファンですが、Dylanの曲はサウンドだけでも心動かされます。「HeartOfMine」は、軽く、キレイなメロディが通り抜ける私好みの曲です。とここまで褒めて、私の持っているのはGratefulDeadとのライブのブートで、伸びやかなギターもそのテイクでのもの。今回晴れて、日本盤廃盤・悪名高きゴスペル3部作・リキテンシュタインによるバカジャケという3拍子揃った『ShotOfLove』を買うことにしました。

◆'08年盤を頼んだのに'90年盤が届き、その辺りブルーにこんがらがったままですが、ジャケットは持ってみると案外悪くありません。『Saved』(宗教画っぽい)は一生聴かないかもしれませんが、コレは『レコードコレクターズ』きっかけでクリアできました。②「HeartOfMine」でDylanはピアノ、女性コーラスが入り、引っかくギターがRonWood、トムトムをRingoStarr。場末のバーで演ってる様で堪りません。③「PropertyOfJesus」も同じ感触。祈りの台に陽の光が射す④「LennyBruce」、ロードムービーのような⑧「InTheSummertime」。佳曲揃いの本作は、道程を一音ずつ噛み締める⑩「EveryGrainOfSand」のハーモニカで締めくくられます。

http://www.youtube.com/watch?v=J5konBDe0CU

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2010年12月24日 (金)

BobDylan / ChristmasInTheHeart (2009)

Jacket_c私の1曲:⑩「MustBeSanta」                   

◆今日はX'masEve。結婚後はまったく関係のないイベントですが、いや、道が混んでました。それでも事故なく事務所に帰り、取引先への協賛で買ったケーキやピザをみんなで分け合い、持ち帰りました。今年の家には、デニーロからもらった焼豚とケーキ、ピザ。昨日はとり信の唐揚げも食べたし、いいX'masを送れていると思います。そして、昨年嫁にもらったCDを家で聴いています。

◆去年発売したDylan初のクリスマスアルバム。当時はかなり話題になりました。DylanがX'masアルバム?あのダミ声で?本人の宗教もハッキリ示されていないのに?彼はユダヤ系のアメリカ人で、'70年代末にボーンアゲインクリスチャンに改宗するも、'83年『Infidels』でその幻滅を歌い、ボーンアゲインクリスチャン時代の終了を歌っていました。今の信教はハッキリしません。

◆気になる中身は、純粋なX'masソングばかりを選んだ純然たるX'masアルバム。この時期以外(この時期も?)はライブでも演らないだろうし、過去の名X'masアルバムに一枚カタログが加わったというところです。声は改まったりもせずいつものダミ声ですが、それがいいです。⑧などのスタンダードでは敬虔に響き、異質でアップテンポな⑩「MustBeSanta」もとても楽しく、暖かいものです。Dylanがこうした歌をこの時代に心を込めて歌うのは、私には意味があると思います。

◆最後に。本作のDylanの印税は、アメリカでは"フィーディングアメリカ"(食糧支援機関)に、アメリカ以外は"国連世界食料計画"(飢餓撲滅支援機関)と"クライシス"(ホームレス支援団体)に永久に寄付されます。

https://www.youtube.com/watch?v=a8qE6WQmNus

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2010年3月19日 (金)

BobDylan / AnotherSideOf (1964)

Bob_dylan__another_side_of_bob_dyla私の1曲:①「AllIReallyWantToDo」

◆順を追って。12日、後輩と呑みに行きました。もう退職して7年になるそうですが、今も時々呑んでもらっています。  

◆さっぱりと明るいヤツでしたが、今回は様子が変わっていました。時折涙も混ざっての話は、苦しそうです。  

◆いっぱい聞いたのですが、私の思いはこの1曲に託したいと思います。①「AllIReallyWantToDo」。Dylanの4作目『AnotherSideOf』は、タイトル通り、Dylanが一つ所に留まる存在ではないことを示した重要作です。佳曲が多く収録されていることと、スタイルこそフォークながらもはや狭いプロテストを歌っていないことが重要です。次作以降フォークロックへと移行する布石になっています。 それで、ホントにしたいことが何かと言えば、"君と友達になることだ"と歌っています。会社を離れて7年、もう後輩ではなくとっくに友達です。あなたには友達がいること、少しでも心が楽になればと思います。この曲でDylanは照れくさいのか、笑いながら歌っています。  

◆もう1曲託すなら、⑧「MyBackPages」があります。有名なフレーズの"IWasSoMuchOlderThen,I'mYoungerThanThatNow." 幸いなことに、まだまだ全然若い。だから悲観しなくていい。どうやり直すにしても、時間はたっぷりあるんだから。

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2010年1月26日 (火)

BobDylan / Jokerman (1983)

Jokerman◆3月のライブハウスツアーの大阪、チケットが取れました。うれしい。Dylanがライブハウス、二度とないでしょう。でもZepp大阪、2,000人も収容できるんですね。大きく見えるかな?Dylanを立ちっぱなしで見たこともない。どっちにしろ、3月が待ち遠しいです。

◆私が見た'94年ツアー、1曲目は「Jokerman」でした。当時は知らない曲で、後で確認したんです。アレンジを変えた、流しの様な「It'sAllOverNow,BabyBlue」も良かったです。「Jokerman」は'83年『Infidels』の1曲目で、歌詞が難しいんですが宗教組織への不信と、信仰は自分に拠るのだと歌っているように思います。『Infidels』が無神論者、異教徒という意味で、この時は新生キリスト教に改宗してから出していたキリスト教関連作品のリリース熱が落ち着いた時期でもありました。

◆先週、店舗セールスさんと同行し、時間外も仕事の事が離れない話などを聞き、結局9時まで話を聞きました。元気になったというのでそれでよいと思ったら、自分が原因で遅くなった、と言われださないように注意するよう忠告を受けました。そう聞いたら気になって、自分のスタンスが解らなくなりました。確かに心には留めておこう。ただ、良かれと思って人には当たろう。私のこの前までの上司が、話を聞きたがらない(ように見えたと思う)私に、良かれと思って私と接してくれていました。今はより、その姿勢が解ります。

◆Dylanは「見張塔からずっと」でも、生きることはペテンに過ぎない、と歌っていました。それでも、「Jokerman」からは前向きな気持ちを受け取ることができます。

http://www.youtube.com/watch?v=TvuM6LX_wXs

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2009年11月30日 (月)

BobDylan / ModernTimes (2006)

Bob_dylan__modern_times私の1曲:⑥「Workingman'sBlues#2」 

◆大阪府吹田に引っ越して2週間あまり、本日自宅のインターネットが開設しました。いきなり記事を書こうとは思っていませんでしたが、会社の回線が23時半までメインテナンスなのにかこつけ、休憩がてら打つことにしました。

◆2週間で落ち着くとは考えていませんでしたが予想以上でした。ネット開設までの混乱は読みどおりとしても、こちらのバタバタなどお構いなく、引っ越した途端に諸手続き完了を迫る総務部、他にも健康診断・営業車の車庫証明・車検の更新。すべて個人契約に制度を替えておいて、期日要求ばかり一著前なので腹が立ちます。

◆仕事部屋でちゃんと音楽を聴くのも久しぶりです。BobDylan。引っ越して最初に書くのでそれなりの人を選ぼう、とかいうのではありません。今日出したのは偶然だし、それほど思い入れが、というのでもありません。まぁBobDylanは好きだし、本作の⑥「Workingman'sBlues#2」が好きなんです。本作はDylan30年ぶりの全米No.1アルバム。1位でどうってないけど、"30年ぶり"なんて単位が存在するのがスゴイ。⑥は歌っている内容は哀歌でも、私にはまったくのラブソングに聞こえます。枯れてて甘いDylan。軽くて(②,⑦)、歌が上手くなってる(⑧)。

◆みんなの薦めた吹田は推薦通りの閑静な住宅街でした。でも私の住んだ吹田駅付近は吹田市じゃなくて雰囲気大阪市。車より自転車が怖くて、普通の唐揚げ屋に人がいっぱい並ぶ街。金のことばっかり話す管理人。少し、楽しかったりもするけど。

http://www.youtube.com/watch?v=YPPbQexwTR4

 

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2009年8月24日 (月)

BobDylan / HardRain (1976)

Jacket_d私の1曲:②「OneTooManyMorning」    

◆ここに私の「OneTooManyMorning」があります。一時期、Dylanの中で最も好きな作品で、聴き狂っていました。今回久しぶりに聴いたので一番かは忘れてしまいましたが、ジャケットは今もDylanで一番好きな顔です。きっついアイシャドーにくるくるのおばちゃんパーマ。これでカッコいいんだから人とは明らかに違う、Dylanの絶対的な存在を中身・ジャケットとも強く印象付けられた作品です。

◆'76年第二期ローリングサンダーレビュー(ツアー名)のライブアルバムで、『血の轍』『欲望』の後という彼の2回目のピークの時期。小規模の会場を直前まで事前告知せずにライブしながら建国200年を迎えるアメリカを巡るという、このネームバリューではありえない試みの音源化でした(第二期は諸事情あり最初の意図は縮小しましたが)。

◆このライブ盤でもそうですが、Dylanのライブの特徴として、スタジオ盤と同じアレンジで演る保証がない、というのがあります。サビの歌詞が出るまで何の曲か解らないことはよくあります。ここでは①・②・⑤・⑦あたりがだいぶ違います。ハードさを増す①「Maggie'sFarm」、『ナッシュビルスカイライン』(この微笑むDylanが2番目に好きな顔である)の端正な佇まいとは全く異なる⑤「Lay,Lady,Lay」。それと今回『時代は変わる』を初めて聴いて知った②「OneTooManyMorning」!これは別の曲です。オリジナルだけならきっと記憶から消えていたでしょう。やるせなさを伝える本作のバージョンこそ本物です。

◆演り続けること、変わる事を躊躇わないこと。本作を聴いて、私は本当にDylanを好きになりました。

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