LauraNyro / NewYorkTendaberry (1969)
◆18日、大山に登りました。なだらかな土地に大山だけが大きくそびえているから、だいぶ手前からずーっと山が見えます。はじめに見えるのは山肌が切り取られて怖っかない、南からの大山。やがて西に廻り高速を降りると、大山は高原からひいた穏やかな姿に変わります。
◆山に入ると一段一段が高くただただきつい。調子が出る前に息も絶え絶え。振り向くと麓の広場が見える。こんなに登ったんだ。一合ずつ、100mずつ、道標を数えて、木の背丈がだんだん低くなって。3時間、無事に山頂に辿り着きました。見晴らしが良過ぎて足がすくむ景色は、立山以来。久しぶりの感覚でした。
◆下りも一段ずつが大きくて、脚をひねらないように、負荷がかからないように。それでもドスドスとしか踏み込めない1歩が刻むのは混沌から湧き上がる♪"ShineEverybodyShine!"。LauraNyroの命を削る名盤『NewYorkTendaberry』、④「MercyOnBroadway」のサビの一声。コレで書かなきゃ歌詞も見なかったけれど、なんて力強いのか。
◆キツい下山の一歩に湧き上がる④は本作で決して最高の1曲ではありません。①「YouDon'tLoveWhenICry」,②「CaptainForDarkMornings」,③「TomCatGoodbye」, B,S&T感のある⑥「GibsomSteet」や⑦「TimeAndLove」,⑨「SweetLovin'Baby」,⑩「CaptainSaintLucifer」。どれだけの名曲がここに転がっているのか。NewYorkの猥雑さ、静謐さが全編に、力強く描かれています。
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