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2012年3月 4日 (日)

JeffBeck / Wired (1976)

Jeffbeckwired私の1曲:⑤「BlueWind」

◆'76年作。『BlowByBlow』で自分の針路に確信を得たJeffBeckが放った強烈な二の矢。よく、『BlowByBlow』はバランスが良く、『Wired』はよりロックに振れていると言われますが①「LedBoots」はその予想を軽く超えていきます。NaradaMichaelWaldenのドラム、JanHammerのシンセ、MaxMiddletonのクラヴィネットのうるさいくらいの音の塊に鋭くも力強く斬り込むBeck。一転、ファンキーで一息抜いた②「ComeDancing」が最高にカッコよく、続くCharlesMingus作の③「GoodbyePorkPieHat」はブルースタッチ、『Truth』でのPaulMauriat「恋は水色」を髣髴とさせる、甘い⑧「LoveIsGreen」などが、ロック一辺倒と思われがちな本作で刺し色のように効いています。

◆そして、今日とても良かったのは⑤「BlueWind」。JanHammerと2人だけで録られたこの曲は、ベースとなるある意味単純な曲の上を、BeckとJanがあらん限りに持ちワザをぶつけ合うさまが痛快です。ボーカルはいらない。メンバーはいらない。曲も単純でいい。自分の最高のモノをぶつければこんなに高揚感のある曲になるのだ。この時、Beck32歳。

◆私は自分がどう評価されるのか、いつも気になってしまいますが、「BlueWind」を聴くと、そんなことはやめてしまおうと思います。自分がやらねばならない役割は常にあり、最高の形で応えるよう挑めればそれで十分なのではないかと。評価を気にするより、いつも最高の仕事に挑んでいれば、あとからもらうものは何でもいいと。BlueWindが、また突き抜けていきます。

https://www.youtube.com/watch?v=5GH9ENVkHW0

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