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2008年6月 2日 (月)

R.E.M. / AROUND the sun (2004)

P1947mid私の1曲:①「leaving new york」

◆祝『Accelerate』全米2位!作品の良し悪しとセールスは直接関係ありませんが、多くの人に聴いて貰える機会が増えるのは素直に嬉しいです。それ程ここのところのR.E.M.は苦戦で、前作にあたる本作は最高13位(英は1位)。二代にわたるBushへの批判ですっかり米国民の保守派を敵に廻してしまったのか、こういう地味な作品が、R.E.M.が売れることは、ないのだろうと思っていました。

◆ただ、中身は確かに地味ですが、その中にもMichaelのボーカルがよく届く、力強い作品だと思います。この人のボーカルを聴いていると、他の人たちのそれが如何に足りないかを感じます。ループする②「electron blue」、荘厳な④「make it all okay」、朗々と⑥「i wanted to be wrong」。暗闇を抜けて浮き立つ⑦「wanderlust」と⑨「aftermath」と、その間のまさにR.E.M.スタイル(「CountryFeedback」!)の⑧「boy in the well」。

◆静かにうねり、たゆたう本作の、一番はそれでも①「leaving new york」でしょうか。非常に暗い出だしから、静かに深層を進み、光を見つけて踏み出すような。サビのコーラスが眩いほどで、この曲の神々しさがあるから、2曲目以降の流れを"暗い"とは違う、"意識の流れ"のように感じられるのかな、と思います。本作は晴れてるときではないな、梅雨に入った今とか、夜とか、深く深く落ち着かせて、見つめて、漂うような、そんな作品です。

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