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2007年7月15日 (日)

McDonaldAndGiles (1970)

Img767c1ea6zik3zj私の1曲:②「FlightOfTheIbis」

◆本作はRock好きの人なら見た事のあるジャケットだと思います。中身も「クリムゾンを脱退した2人による牧歌的名盤」という評価が一般的ですね。でも、そんな言われ方で新たに聴きます?私は、今や日本では廃盤になっている本作を少し応援したいと思います。

◆IanMcDonald(G・Kbd・Sax・Fl・Clのマルチプレイヤー)とMichaelGiles(Dr)によるユニット唯一の作品である本作は、『宮殿』発表後『ポセイドン(2nd)』発売前に、2人がクリムゾンを脱退してリリースしました。クリムゾンは1stと2ndの間に演奏者4人中3人が脱退しながらIan以外の2人は完成を手伝っており、Michaelはやる事をやって、晴れてIanと合流したわけです。

◆ここでの音楽は『宮殿』の狂気を取り除いた聴きやすさこそ感じますが、牧歌的?とんでもない!①「SuiteInC」は前半こそIanのKbd類の音作りが幻想的ですが、PeterGiles(弟。Giles,Giles,Fripp!)のベースソロが入ると、ドラム・フルートと絡んで、あまりの演奏の巧さと混沌とした世界に引きずり込まれ、ながら聴きを許しません。Michael作の④「Tomorrow'sPeople」はGiles,Giles,Fripp以前の作品、確かにG,G,Fっぽいもののリズムが強化されています。B面全体を占める⑤「Birdman」では、フリーキーなサックスと壮大なオーケストレーションが『Islands』他、以後のクリムゾンを思わせます。そして②「FlightOfTheIbis」と③「IsSheWaiting?」が並ぶ2曲は、ロック史でも有数の美しいメロディが並ぶ2曲、Ibisは朱鷺の事、幻想的に羽ばたく様がダブります。今日は日本競馬唯一の直線芝1,000mグレードレース、「アイビスサマーダッシュ」もありました。

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