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2007年7月 1日 (日)

はちみつぱい / センチメンタル通り (1973)

Nv170011 私の1曲:④「薬屋さん」  

◆土曜日は梅雨空の東京に居ました。雨はほとんど降りませんでしたがここ3日程湿度がかなり高かったそうで、歩いているだけでも降られたかのような濡れっぷり、暑さの苦手な私には「この街のどこがいいんだ?」と思いがちになる、今がその4ヶ月間の只中にいる事を実感しました。

◆ただ、音楽なら東京の梅雨で好きなのがあります。'73年発売はちみつぱいの唯一のオリジナル作、6/3の『火の玉ボーイ』は歌詞が耳に入らないのが魅力で、実は数ならこっちの方が断然聴いています。

◆ゆったりとしたテンポを様々な楽器が有機的に絡む様子は、TheBandを日本で最も実り多く消化したバンドという印象(TheBand色は②「土手の向こうに」が顕著)。この湿った感覚は東京の何処か、鈴木慶一の出身が羽田と聴いて納得、路地があって、釣り糸を垂らし、海岸通りに雨が降り、月夜のハイウェイをドライヴ、羽田からロンドンに飛び立つ。世界に放射するエネルギーの足元でうごめいている叙情的な日常が湿度高く切り取られています。そこはゴミゴミと汚い街ではあるものの、この30年に日本が失ってしまった文化が息づいています。④「薬屋さん」のイントロで鳴る、フィドルほぞ降る雨音を聴いていると、この梅雨には雨露に濡れる紫陽花や朝顔が確かに見えます。

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コメント

こんばんは。
コメントありがとうございました。
先日、CDショップに行ったときにフォークソングコーナーでちょうどこのアルバムが展示されてました。
さすがにはちみつぱいという名前は知ってましたが、音楽は聴いたことありません。
またチェックでもしようと思います。

投稿: CLUBYY | 2007年7月10日 (火) 00時26分

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