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2007年4月30日 (月)

FleetwoodMac / Tusk~Expanded (1979→2004)

Tusk私の1曲:①「Over&Over」 

◆またFleetwoodMacです。彼らを紹介するのはもう6枚目です。

◆本作は'79年発表の"'75年型Mac"の3作目、31週も全米No.1だった『Rumours』の後でしかも2枚組だった事もあり当時はかなりの問題作扱いだったようです。本作の私の印象は、LindseyとMickがやりたい放題で、StevieとChristineが従来の路線を守っている感じを受けます。で、どうなのかと言うと、やりたい放題のLindseyは相当楽しく、保守派の二人、Stevieは曲の純度が異様に高く、ChristineはこれぞMacというアンサンブルを聴かせる。と言う事で、いつも通りですが、これもムチャクチャいいのです。20曲入りなので、1曲毎に触れても長くなるだけなのですが、Stevieは⑤「Sara」とか⑦「Storms」とか⑪「Angel」とか、書いてる曲がいちいちいいです。Lindseyは②「TheLedge」のMickとの悪ノリとか、⑨「NotThatFunny」はそんな中にも歌心があったり、⑫「That'sEnoughForMe」はChristineが歌って締めたり、⑮「IKnowI'mNotWrong」の楽しさ、この楽しさが本作のトーンを決めているように感じます。⑲「Tusk」なんか、当時のMacでなければきっとシングルヒットしていないでしょう(全米8位)。そしてChristineは③「ThinkAboutMe」のコンビネーションはこれぞMac、この人ならではの⑭「NeverMakeMeCry」やサラリとしているのに文句のつけようがない⑯「HoneyHi」と、彼女の存在がアルバムをまとめている所もあります。

◆しかし、私のMacのリアルタイムは『Tango~』からなのに、何でMacがこんなにいいんでしょう?最初は"全米31週"の肩書きに惹かれ、その割に過小評価されている事に肩入れしたんだと思うのですが、16歳の若者の時からこの音がツボにハマるのは正直不思議です。で、今はMacもTuskも過小評価されていないと思います。ブログでMacやTuskが好きって言う人をいっぱい見かけますから。

◆そして最後に、私が本作で一番好きなのは実は①「Over&Over」なんです。淡々とした曲なんですが、淡々とリズムを刻んで最後にMickがちょっとだけ派手に叩くところがあってその音こそMacの全てだと感じ入ってしまうのです。でもその良さを説明できないんです。ぜひ、Mac・Tusk好きの人に教えて欲しいと思っています。

◇追記:2004年にリマスター&本作のデモ満載の2枚組が輸入盤で出ました。⑤「Sara」が本来の長さに戻ったり、コーラスを被せる前のバンドの生音・曲の生の部分が良く解って楽しいので、コチラをお薦めします。

http://www.youtube.com/watch?v=X5YHRcG-GJg   

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