MatchingMole (1972)
◆紙ジャケットにはまっています。お気に入りのCDを買い直す事もよくありますし、新たなジャンルを聴くきっかけになっています。
◆ジャズ、英国フォーク、そしてカンタベリーサウンドもそのひとつです。カンタベリー地方で起ったプログレの一派として一部に熱狂的支持を受けていた音楽ですが、最近特に再評価が進んでいます。私は少しずつ聴く中でこのモグラ、MatchingMoleのデビュー作に引っ掛かりました。
◆SoftMachineを立ち上げたRobertWyatt(Vo.、Dr.)が、Jazz寄りになる音楽性を嫌いSofts初期のポップ性に立ち返るために作ったグループで、バンド名もSoftsのフランス語訳“ル・マチンヌ・モル”を英語っぽくもじったものでSoftsへの愛着を感じます。私は基本的にボーカルの入ったものが好きなので、ちょっと難解なカンタベリーサウンドでも本作の①「OCaroline」にスンナリと入り込めました。環境っぽくも牧歌的で曲の美しさと共存する①~③「SignedCurtain」までの流れは宝石のようで、私の様な普通のRock、Popsファンにオススメしたい作品です。
| 固定リンク
「1970~1974年」カテゴリの記事
- StevieWonder / Innervisions (1973)(2020.12.31)
- 金延幸子 / み空 (1972)(2020.06.06)
- BruceSpringsteen / TheWild,TheInnocent&TheE StreetShuffle (1973)(2020.02.24)
- RyCooder / IntoThePurpleValley (1972)(2020.01.10)
- JohnLennon / PlasticOnoBand (1970)(2019.08.30)
「Progre,JazzRock」カテゴリの記事
- ThePolice / ReggattaDeBlanc (1979)(2020.08.13)
- Sting / ...NothingLikeTheSun (1987)(2018.11.08)
- Genesis / A TrickOfTheTale (1976)(2018.03.03)
- Emerson,Lake&Palmer / Tarkus (1971)(2016.03.20)
- SteelyDan / CountdownToEcstasy (1973)(2013.09.23)
コメント