KingCrimson / InTheCourtOfTheCrimsonKing (1969)
◆私は音楽ばかり聴いていて本はほとんど読みません。その事を以前父親にも指摘されましたが、本作やDylanのおかげで言う事も聞かずにロックを聴き続けてこれた気がします。
◆黙示録的な詩の世界とJazzやClassicをも抱え込んだ大きな音世界、大仰なアートワークも含めてスゴイ物を聴いているんだという自負がありました。ロック史的にもTheBeatles『AbbeyRoad』をチャート1位から引きずりおろし(全米最高位は28位)、TheBeatles以後のロックを最初に提示した驚愕の1stアルバムでもあります。
◆CrimsonはFrippの独裁によりメンバーチェンジも激しいですが、独裁前の1stを作り上げた5人は永遠に語られる5人だと思います。RobertFripp(g)、IanMcDonald(Key)、GregLake(Vo.b)、MichaelGiles(Dr.)、PetrSinfield(Words)。Sinfieldの歌世界、GregLakeの甘いボーカルは中期以後のCrimsonでは絶対に得られない要素、②「ITalkToTheWind」・⑤表題曲の作曲もMcDonaldで、第1期Crimsonが理想的集合体だった事を感じさせます。
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