カテゴリー「1970~1974年」の161件の記事

2020年6月 6日 (土)

金延幸子 / み空 (1972)

Photo_20200606205001私の1曲:⑤「空はふきげん」

◆今年は毎月1回は記事を書こうと思っていたのですが、先週末は忙しく、書けませんでした。先週今週と欠品対応があり、今日は休売になってしまったから凪なのです。この会社では年に1回以上はある事で、私はこの事を含めてココに勤めており、若い人は可哀相とも思うけれどもはや率先して改善する気概も無いので、私が可哀相と言ってはいけません。自分は粛々と頑張るだけです。

◆コロナの商談無しから、先月末から少しずつ動けるようになり社用車のCDも変わりました。金延幸子の『み空』、何度も再発されている邦楽史に残る名盤なのですが、私が買ったのは日の浅い3年前。紙ジャケの中古が安く買えてラッキーでした。

◆“日本の女性シンガーソングライターの草分け”は正にその通り。荒井由実より前です。バックは細野晴臣、中川イサト、林立夫、鈴木茂、吉野金次。全体のアレンジは本人と細野晴臣です。

オープニングで表題曲に相応しい①「み空」での、伸びやかで透明感のある歌声と不穏な浮遊感。コンガやマリンバのフォークとは異なる乾いた空気。はっぴいえんど や南正人、JoniMitchell、NeilYoungを自由に渡ってみせます。シングルはキャッチーなカントリーロック(④)。

当時のカッコいい(=今もカッコいい)を詰め込んだ愉しさ、心地良いサウンド、そして何よりも彼女のどこまでも伸びてゆく、声の清々しい存在感が最大の魅力。初夏、梅雨入り前の今こそ気持ち良い作品です。

♪なのです、の⑤「空はふきげん」は唯一他人の曲(大瀧詠一)ですが、それも大好きです。

https://www.youtube.com/watch?v=SNK1MGlefjE

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2020年2月24日 (月)

BruceSpringsteen / TheWild,TheInnocent&TheE StreetShuffle (1973)

Thewildtheinnocent 私の1曲:B①「IncidentOn57thStreet」

◆2月は1月に続きのプレゼン、怒涛の改装応援、特売予定をいかに外さないか、これに腐心しました。特売予定は、新商品やちょっと内容が変わったりでも数量が大きく狂うので出荷初日まではいつもどきどきしました。いつも何か気になるので、気になる内は新しい記事を書けない。それではつまらないので少し無理して書く事にしました。土曜日、いつも行く美容院さんとブログの話をしたこともありました。

◆BruceSpringsteen'73年発売の2作目、『BornToRun』の前作、成功前夜です。

たたみかけるA①「E StreetShuffle」、

抒情的なA②「4thOfJuly,AsburyPark(Sandy)」、私の好きなAirSupplyもカバーしました。

B①「IncidentOn57thStreet」のオルガンはどうして心を鷲掴みにするのか?

そして私が本作で特に印象的なのは、彼が華奢だということです。裏ジャケでClarenceと並ぶ彼はたまらなく細身です。本作はエネルギッシュで猥雑で、時にノスタルジックでもあり、いろんな感情や情景がそのままぶちまかれています。その音楽と細身の彼、パブリックイメージがまだ出来上がっていないのです。それが本作をより魅力的にしているのだと思います。

◆彼は「半分はニュージャージー州と俺たちの街角の曲、残り半分はニューヨークへの俺のロマンチックな幻想」と後に本作を語っています。的確な表現。タイトルのWild、Innocentもその通りだと思います。

https://www.youtube.com/watch?v=xtPEZX6wAzg

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2020年1月10日 (金)

RyCooder / IntoThePurpleValley (1972)

Purplevalleycooder 私の1曲:A②「BillyTheKid」

◆2020年が明けたのですが、年末もミスって家族を不安な気持ちで年越しさせてしまいました。幸い大事には至りませんでしたが、ここの所ミスが多くて。定年前の人が仕事それなりで給料多くてって、そんなの信じられないとずっと思ってきましたが、自分の仕事ぶりが、手を抜いているのではなくそんな風になっているのかと、ゾッとします。だいぶ歳まで働こうと思っているのに。今週、今年一週目は大丈夫でした。来週も丁寧にやらないと。週末記事が書けるのだから少し余裕があるんでしょう。来週丁寧にやりたいと思います。

◆RyCooderの『紫の峡谷』、年明けからずっと聴いています。かかってて邪魔しない音楽、何度も聴きたくなる音楽。明るく前向きで、急がず、リラックス。 これは音楽の理想郷なのでしょうか?今の私に、きっとそうなのでしょう。

全11曲。捨て曲なし。こんなリラックスしたアルバムに"捨て曲"って言い方は変ですが、どれもどこか楽しい。

A①KeepOnMovingとかA④hummingbirdって、ロックの作法ですよね。甲高いマンドリンとスライドのA②は最高。BillyIdolの「MonyMony」にも似てノリノリのA③。A⑤はJohnMellencampで知ってました(当然Ryの方が先ですが)。またノリノリのB①「OnA Monday」、楽器の楽しさが味わえるA⑥やB②、後年の『ChickenSkinMusic』のようなインストのB③、ニューオリンズのようなB④、ブルースのB⑤ですら楽しい。

楽しく仕事したい。厳しくとも、その充実感で楽しさを味わいたい。単純な思いです。2週目も丁寧にやりたいと思います。何度も同じ事書いてるけど、繰り返して、実現したいのです。

https://www.youtube.com/watch?v=Ff5qL_jTASE

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2019年8月30日 (金)

JohnLennon / PlasticOnoBand (1970)

Jlpobcover 私の1曲:⑤「Isolation」

◆8月が終わろうとしています。月初はプレゼン、中旬は初盆、下旬は入らない特売に滅入る自分にお店廻りのかたとの会議が励みになって翌日それなりに商談できて、今は凪になってます。

◆『ジョン魂』は8/9、青森でお店廻って帰りの東北道で聴いていました。お盆の前で、青森県のスーパーはお客さんが増えている感じでした。本作は、'70年4月『McCartney』、5月『LetItBe』、11月『AllThingsMustPass』の後の'70年12月に発売されました。後期はいろいろやってる感じでしたがそれでもBeatlesのJohnLennonですから、本作の衝撃は大きかったと思われます。ギターとピアノにJohn、ドラムがRingoでベースがKlausVoormann、ウインドがYoko、⑦のピアノにPhilSpector、⑩にBillyPreston、布陣はこれだけです。

◆プライマルスクリームの末に生まれた全11曲は余分な装飾が無く、曲のそのままの良さが聴けます。あの①「Mother」ですら、私にはピアノの美しさが印象的です。それは⑤「Isolation」も同様。歌声もシャウトでは無くしっかりと歌っている印象です。ピアノのアップテンポな⑥「Remember」、史上の名曲⑦「Love」、アコースティックな⑨「LookAtMe」、Zimmermanを待つ⑩「God」。痛々しい、聴いてて辛い、そうかもしれないけど、聴き返すJohnの歌声は意外なほど甘く、彼は吐き出して救われたのかもしれないけど、今聴く私には曲のそのままの良さと、Johnの歌声の甘さを聴く作品になっています。次に聴く時も、『ジョン魂』の音楽の良さを聴きたいと思います。

https://www.youtube.com/watch?v=N8lOLNfnCBg

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2019年5月19日 (日)

PaulMcCartney / McCartney (1970)

Mccartney1970albumcover 私の1曲:④「EveryNight」

◆新しい担当を持って1ヶ月半、取引先の数が大きく減って、大きな企業を持って予算が増え、なんとなく苦労しています。先方が断ってるのに社内が終われない。1年間違う仕事をしていた事に気付いて、マインドを変えて、じきに慣れると思います。

◆土曜日、頭をボーッと整理しながら、お店の資材40店分仕分けしながら、軽い音楽を流したくて『McCartney』をかけました。Beatlesがどうにもならず、苦悩に満ちたPaulが作って落とした1枚。作り込まず、作り込めず? 頭に残らない曲ばかりの中で時に覗くキラキラしたメロディ、暖かいメロディ。愛らしい①「TheLovelyLinda」、パーカッションが良い②「ThatWouldBeSomething」。今日はコレが一番好きな④「EveryNight」。キラキラの2行から転調、そして鼻歌。 元気にもならず、でも寄り添ってくれて穏やかに流れます。これも名曲の⑥「Junk」、テイクは『Anthology3』のほうが好きですが。黒っぽくカッコいい⑨「MommaMissAmerica」の前半、何故か私の頭に象がうかぶ⑩「TeddyBoy」、Facesもカバーした⑫「MaybeI'mAmazed」。本作で、Paulが才能がこぼれたのではなく、キッチリ使ったのはこの曲かな、と思います。

◆力強い曲に高揚し元気になったり、小品を流してたまの良いメロディになんとなく元気になったり。音楽は不思議で楽しいです。

https://www.youtube.com/watch?v=mo4aNol1wcY

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2019年4月27日 (土)

ToddRundgren / Runt. TheBalladOf (1971)

Runt_the_ballad私の1曲:②「TheBallad」

◆今年のGWは元号変わりの為、カレンダー通りの私は10連休です。天気予報があんまり良くないんですよね。初日の27日は仙台は8℃。寒いし雨も残るので、近所への買物にこのCDをかけました。

◆『Runt. TheBalladOf~』、ToddRundgrenのソロ2作目。1stも『Runt』ですが別、『TheBalladOf~』と書いてますがコンピレーションでは無い。流石Toddは少しややこしいです。“Runt”はPattiSmithが彼に付けたあだ名で、本作参加のSales兄弟とのバンド名を意識していた説もあるそうです。

◆音楽的にはコンピレーションでは無いものの美しいメロディが多く、彼の拡散したセンスはアクセント程度で、メロディの良さが聴きやすい好盤だと思います。ポップでキャッチーな①「LongFlowingRobe」はクラヴィネット・曲・声、この時代のToddの最良のポップス。文句なく美しい②「TheBallad」、ヘビーな③「Bleeding」をアクセントに、NickDecaroのカバーは選曲バッチリなアンニュイな④「WailingWall」。⑤「TheRangeWar」は爽やかなワルツです。B面は物語性のある曲のあと⑨「BeNiceToMe」、天才の歌う鼻歌はかくも美しいのか。⑩「Hope I'mAround」が美しいトーンを引き継ぎ、ロックンロールの⑪「Parole」のあと、小さくも厳かな⑫「RememberMe」で本作は幕を閉じます。コンパクトにまとまった本作ではありますが、色々やりたい事があるのが垣間見えます。

◆明日からは17℃の予報、良い10連休が過ごせればと思います。

https://www.youtube.com/watch?v=v_VIit7rpGQ

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2019年3月 3日 (日)

LittleFeat / DixieChicken (1973)

Little_feat__dixie_chicken私の1曲:②「TwoTrains」

◆上司の上司からメールが来て、「メールの返事しろ。」と言われ、「〆切前だったので。すみません。」と返事し、「メールの返事が来ません。」とやり返しました。48歳で。一生治りません。金輪際やりたくないです。その為のメモです。

◆18日以降気温高めで、社用車利用多めでした。車内のCDは『DixieChicken』入れっぱなしでした。『DixieChicken』、若い頃、渋谷陽一さんの本で本作のレビュー冒頭「'70年代ロックが誇るべき名盤である」とズバリ触れていたのを見て以来ずっと意識していた作品です。ずっとピンと来なかったのですが、入れっぱなしは良い機会になりました。

◆ブギウギピアノが印象的な①表題曲、スピードは無いけど異常にドライヴする②「TwoTrains」、消えかけの焚火のような③「RollUmEasy」、AllenToussaintを粘っこく消化した④「OnYourWayDown」、⑤「KissItOff」のLowellは名唱です。

B面、伸びやかな演奏を聴かせる⑥「Foo~~l Yourself」からファンキーな⑦「Walkin'AllNight」と⑧「FatManInTheBathtub」、そして急にSteelyDanのような⑨「Juliette」、奇妙さを象徴するインスト曲⑩「LafayetteRailroad」まで、どっぷりと南部のようでいて洗練されてもいる(ジャケットも)不思議な作品が、聴く人の心を捉えます。

https://www.youtube.com/watch?v=uBbY0v2sKXg

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2018年2月 2日 (金)

TheOriginalMotionPictureSoundTrackAlbum JesusChristSuperstar (1973)

Jesus私の1曲:2-⑩「Superstar」

◆パソコンの無線LANが復活しました。寒いこの冬、ネットが使えるのは有線のある仕事部屋だけで、遊びでエアコンを使うのはちょっと。何だか気が引けてさっぱり更新していませんでしたが今日J-COMに別件で電話したついでに訊いたら見事復活、居間で嫁と居ながらブログを書くカタチが実現しました。

◆そうして振り返る1月、出張ももっぱら新幹線で音楽を聴いて鼓舞される事はほとんど無かったのですが、近所に商談に行く時『JesusChristSuperstar』を聴いていました。'73年映画のサントラ盤で、ミュージカルを受けて別キャストで製作しビルボード年間1位にもなった'70年盤とは別物なのですが、自分が見た映画のインパクトがあまりに強く、本作が愛聴盤です。ウッドストックのような荒野にジープで現れた若者達がミュージカルを始めるという、時代の空気が感じられる映画です。JesusにTedNeeley、JudasにCarlAnderson、MaryにYvonneElliman。グイグイ引き込まれます。良い曲が多いのですが、特に2-⑩「Superstar」は商談前にとっても気分が上がりました。

◆商談の翌週、3月に異動する事をバイヤーから伝えられました。とっても合うかたや強圧な人、伝え切れない人、いろんなかたと商談するのですが、彼はとても良いかたでした。よく話を聞いてくれ、よく応えてくれる人でした。彼との商談はあと2回、感謝の気持ちが表せるといいと思います。

https://www.youtube.com/watch?v=IvVr2uks0C8

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2017年6月 9日 (金)

TheGratefulDead / AtticsOfMyLife (1970)

Dead_beer◆ブログは思ったその日に書かないと、気持ちがコロコロと変わります。昨日の澄み切った気持ちも、今日は小さな悩みに心が覆われてしまう。それでは、何も無く澄み切った昨日の気持ちで。

◆G.W.から持ち物の整理をしていました。転勤のたび荷物は減らしていましたがそのままの段ボールもあり、長期断捨離ブームから終活ブームに移行した我が家で、長すぎる休みを利用しての試みが始まったのでした。

◆雑誌を捨て、年賀状を捨て、馬のぬいぐるみはメルカリにでも出そうか、卒業アルバムの装丁はどうしてこんなに豪華なのか。そうして、手紙と写真が残りました。手紙を読んで捨て、写真はアルバム3冊に残すか。72枚x3冊。友達なんてほとんどいないと思っていたし写真も無いと思っていたけど、案外友達いたんだなぁって。大事に思ってくれたりしてたんだなぁって。あの頃がメールじゃなくて本当良かったと思いました。読んで捨てる、ゆっくり捨てる。振り返る、良い時間が過ごせました。

◆そんな私が聴くのは『AmericanBeauty』。およそ駄曲の無い奇跡の1枚。初めてDeadを聴いたのは高校生の時友達に薦められた『Workingman'sDead』。それはダメで、何年後かに聴いた次作のコレにはすっかりハマりました。今のCDはボーナストラックが7曲入りで、その7曲では⑮「AtticsOfMyLife」が一番のお気に入りです。'70年6月6日フィルモア・ウェストでのライブなのですが、きっと次演った時同じハモりにはならないんだろうなと思わせる、不安定なコーラスと演奏が堪らなく好きです。「人生の屋根裏」。手紙と写真の10代が、こんな音楽が好きな中年になりました。

https://www.youtube.com/watch?v=_f7RqEsydYY

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2017年4月 2日 (日)

DaveMason / AloneTogether (1970)

Alone_together私の1曲:④「Shouldn'tHaveTookMoreThanYouGave」

◆運転が全く上手くない私、この冬の北東北出張をオール新幹線で乗り切りました。そして、彼岸明けの3/21に今年はじめての社用車出張を敢行しました。単純な八戸往復、持っていったCDは10枚、盛岡過ぎて八幡平からは雪になりました(積もっては無かった)。ここでのCDはDaveMasonでした。

◆Trafficを抜けたり戻ったりしていたDaveMasonがTrafficの2nd発表後に抜けた時に作った1stソロ。Delaney&Bonnieとそのツアーメンバーと作った英国人による米国南部ロックの名盤、という評価が定着しています。聴いてみると、カントリーポップや爽やかなコーラスが聴けたり、シンガーソングライター調の曲があったり、結構幅が広く愉しいです。

◆中でも特に私が好きなのは、MasonよりWinwood?の様でもある、まんまTrafficの④「Shouldn'tHaveTookMoreThanYouGave」です。Souldは邦題にならなくてとても曲名を覚えられませんが、初期Trafficのようにウネって混沌とした、とても魅力のある曲です。この曲はまた一時的に戻ったTrafficの何故かTraffic名義ではなく7名連名のライブ『WelcomeToTheCanteen』に収録されています。

https://www.youtube.com/watch?v=L_BNf_Dd4TM

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